秋も深まり、そろそろ内定者の研修を、と考えている企業人事担当の方々も多いと思われます。
今まで、内定者研修というと、内定者を決まった日に会社に集め、話をしたりテストを受けさせる集合研修型、または期日までにレポートなどを書かせる自己学習型などが一般的でした。
しかし、それでは企業側での進捗管理や理解度の測定、費用対効果、コスト削減率などの数字が具体的に見えてきません。
企業にとっての内定者・新入社員教育で、それらの把握は、重要な課題であるといえます。
そういった認識のうえで、現在数多くの会社が、社内の業務説明や会社独自の情報を周知する場合には集合研修、PCスキルやIT資格取得講座などはeラーニングで行う、というブレンディング手法が現在大変な人気を博しております。
特にITスキルに関しては、現在個人によってスキル差が大きいため、一律に同じ研修を受けさせるよりは、最初の段階でスキルチェックを行い、初歩の人は最初から、既にその技術を習得している人は修了テストのみなど、レベル別に段階的な研修を受けさせたほうが効果的ですし、そのための時間と経費も大幅に削減できます。
eラーニングは、PCの画面上で簡単に進捗管理やメールによる受講者(内定者)のフォローができ、業務におけるスピードや傾向なども測ることができます。
また、内定者同士も、Web上の掲示板やコミュニティなどで自宅にいながら、他の内定者たちと親交を深めることができます。
自己学習となるため、強制力のなさやテスト時のカンニングなどを懸念される方がいらっしゃるかもしれませんが、強制力の無さに関しては、人事担当者からのフォローメールや内定者同士のフォーラムでの進捗具合などによって管理することが可能ですし、学習は自宅で、テストのみ集合で、ということも可能です。
現在、内定者パックは多数の会社から発売されていますが、今回は、短期間かつ安価で効率的な研修を行うことができる日経BPラーニングのeラーニング講座をご紹介します。