|
3.3 知識体系
3.3.1 知識とスキル
知識とスキルに関しては簡単ですが、以下のような説明です。
知識:下の3種類に分類。
(A)テクノロジー系知識:コンピュータ言語やアルゴリズム、システム設計・開発
(B)マネジメント系知識:開発や運用に関わるもの
(C)ストラテジー系知識:ビジネス(インダストリ)知識、製品知識、コンプライアンスや 関連法令
知識、経営戦略的知識
知識に関しては、次の3.3.2知識体系 で述べるように、こと細かな知識体系が用意されています。
スキル |
技術的スキルと非技術的スキル(ヒューマン系スキル)に分類しています。 |
技術的スキル |
上記(A)(B)(C)を実践をとおして体得するものです。 |
非技術的スキル |
チームの取りまとめ能力やステークホルダー間の調整能力(ヒューマン系スキル)です。 |
残念ながらこれ以上に言及されていないため、スキルの詳細(特に非技術的スキル)は何も定義されていません。 |
3.3.2 知識体系
付録としてBOK(知識体系)が載っています。
大分類、中分類、小分類、そして具体的な知識項目のリストが載っています。
その一部を抜粋します。 |
|
「共通キャリア・スキルフレームワーク第一版」より抜粋 |
この内容は、情報処理技術者試験の出題範囲そのもののようです。それは後で述べますが、情報処理技術者試験がこの共通キャリア・スキルフレームワークに準拠しているから当然なのかもしれません。
3.4 3スキル標準との関係
|
|
「共通キャリア・スキルフレームワーク第一版」より引用 |
上図のように、準拠するのではなく、参照するだけですので、例えば共通キャリア・スキルフレームワークにはない「エデュケーション」職がITSSには存在します。 |
|
|
|
|