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特集3:リスクを組織的にマネジメントしていくために不可欠な対策術を凝縮!翔泳社「プロジェクト・リスク・マネジメント講座」
 リスクとは、さまざまな事象が絡み合って、ある現象を生じ、そして結果として、損害(時には利益)をもたらすものといわれています。そしてこのリスクを見逃したために大きな障害・災害になったということが、今までに何度も報道されています。

 アメリカの技師ハインリッヒは、労働災害の事例統計を分析し、1件の大きな災害の背景には、29件の軽い災害があり、その軽い災害の背景には、300件の自覚しない微小な災害がある、という「ハインリッヒの法則」を導き出しました。すなわち、日常「ひやり」としたり、「はっと」したりすることの繰り返しが大災害に繋がる、という法則です。ある航空会社では「ヒヤリ・ハット撲滅運動」というものを実施していますが、それはこの「ハインリッヒの法則」が下敷きになっていると言われています。いつ発生するかわからない災害を未然に防ぐには、このヒヤリ・ハットの段階で、的確な対策を講じることが大変重要になるわけです。

 このように、リスクがあると分かっているならば、計画策定時に前もって対応策を用意しておくことができます。これがリスク・マネジメントです。リスクには、好機(プラスのリスク)と脅威(マイナスのリスク)があります。好機のリスクはその影響を最大限にし、脅威のリスクについては、その影響を最小限に抑える、そのために的確な対応策を講じることが必要です。

 本講座の目的は、現場で活かせるリスク・マネジメント・スキルを身につけることです。内容としては、不必要なリスクの解消、避けられないリスクの影響軽減、計算されたリスクのコントロールによる積極的な戦略策定など、プロジェクトにおけるリスクを組織的にマネジメントしていくための効果的な手法について解説します。

 コース特徴

【15時間の学習証明書または15PDUを発行】

 本製品は米国PMI(R)認定の国際規格PMP(R)の受験に必須の研修35時間のうち、15時間分の学習証明書または、PMP(R)資格の維持に必要な、60PDUのうち15PDUを取得することができます。

【効率的な学習をサポートするコンテンツ&機能構成】

●明快な学習コンセプト
各章ごとに明快な学習目標・キーワード・確認問題を収録。

●エキスパート・インタビュー
各ポイントごとにプロジェクトマネジメントのエキスパートによるコメントを掲載。

●PMBOK(R)ミニ解説
各ポイントごとにPMBOK(R)の基礎知識解説を掲載。

●実践的な演習問題
リスクの識別からデシジョン・ツリー分析まで、実践的な演習問題を収録。

●講師によるメールサポート
学習内容で不明な点を専用WEBサイトから講師に質問できる、メールサポート機能付き。

 
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