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■第二部 「客観型スキル診断で"人間力"を客観的・総合的に把握、成果を出す次世代の人事評価・人材育成に向かって」&デモンストレーション |
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発表者:株式会社ネクストエデュケーションシンク 代表取締役社長 斉藤実氏 |
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第二部では、「客観型スキル診断で"人間力"を客観的・総合的に把握、成果を出す次世代の人事評価・人材育成に向かって」と題して、株式会社ネクストエデュケーションシンク 代表取締役社長 斉藤実氏から"人間力"把握のソリューションについて発表があった。
斉藤氏は「これからは人財の価値が企業を活かす時代」と述べ、社員の"人間力"を総合的、客観的に「見える化(可視化)」して把握することが重要視される」旨を語った。
そして、まず"人間力"とはそもそも何なのかについて触れ、経済産業省が緊急発表した「社会人基礎力」や慶應義塾大学総合政策学部の花田光世教授の解く「人間力開発による組織の成長」など、"人間力"について考察したさまざまな資料をあげ、「"人間力"の解釈は多様であるが、各社それぞれの想い、文化に合わせた"人間力"を定義していくことが重要である」ことを述べた。
つづけて、「ネクストエデュケーションシンクが考える"人間力"(Human Potential)とは何か」について、「エンプロイヤビリティ(雇用されうる能力)」やロバート・カッツモデルによる「専門能力・対人能力・概念化能力」などに触れた後、「人財能力の氷山モデル」を提示し、水面下に「モチベーション」「価値観」「適性・資質」、水面上に「行動特性(コンピテンシー)」「知識」「スキル」「業績・経験」があると解説。
そして、「"人間力"を構成するコンピテンシー要素を浮き彫りにするアセスメントツールやソリューションを順次紹介、高精度かつ人間味あるアセスメントツールの活用が、採用から人事管理、人事評価、人材育成、研修、eラーニングとの的確なマッチングに繋がり、これらの公平感・納得感からくる社員のモチベーションアップが期待できること、さらに、客観的なデータに基づく人事ソリューションが、これまでの人材マネジメント、人事考課のあり方、適材適所配置、離職率の低下などにも大きなインパクトを与える」旨が伝えられた。 |
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本セミナーは、内部統制の徹底を図りながら事業価値の追求を行っていく上で、いかに「適材適所配置」が重要なファクターであるかということと、それをサポートするITソリューションとしての「mySAP ERP HCM」の利便性、活用性、さらにそこへ信頼性のある客観的な人事データを入れていくための高精度かつSAPにリンクして使用できるフロントエンドアセスメントツールのコラボレーションがもたらす新たな価値というものが明示されたことになります。将来的に、人材価値が総合的に計量化・可視化されることによる人事、人材育成、そして事業へのインパクトは非常に大きく、時代の先見性を感じた講演でした。 |
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