特集4

アクションクルー株式会社　代表取締役会長　兼　R&D責任者
深山敏郎（みやまとしろう）

アクションクルー株式会社（略称　AC）
〒106-0032　東京都港区六本木3-4-33　マルマン六本木ビル７階
電話：０３－５５４９－９４５１　FAX：０３－５５４９－９４５２
e-mail: info@actionclue.com　http://www.actionclue.com/

代表取締役会長　深山敏郎、代表取締役社長　板垣剛久

ACは２００２年２月設立された社会人教育の専門家集団。e-learningのコンテンツ提供、集合研修やコーチングとのブレンディング、現場密着のコンサルティングを通じて多くの実践的スキルを提供している。また、BSCとコンピテンシーモデルとをリンクするためのコンサルティングなど、ベンチャー企業、中堅企業、大手企業、行政体、学校法人などさまざまなクライアントを持つ｡また、５段階にわたる研修効果測定コンサルティングを通じて、研修のあり方に一石を投じている｡(株)ネクストエデュケーションシンクを通じて、現在、NETスキルチェックコンテンツを提供している。

　トレーニングの効果測定がなぜ戦略課題となりうるのでしょうか。それは大きく２つの理由によります。

１．戦略課題に必要なコンピテンシーとトレーニングの関係を明確にする

　戦略課題を達成するために必要なコンピテンシーをトレーニングがどれだけ支援したかを明確にすることは、トレーニングがどれだけ戦略達成に寄与したかを計測するという意味で重要です。
　戦略課題を達成するためには、専門的な知識やスキルが必要になるのが通例となってきました。この場合、大きくトレーニングやコンサルティング、そして組織変更などが効果的ですがその内、トレーニングがどれだけ役立ったかを明確にすることができれば、今後のトレーニングのあり方が明確になります。

２．教育部門の存在価値を見直す

　教育部門の役割は、戦略課題を実現するための大きな推進役でなければなりません。従って、教育部門がどれだけ本来業務に寄与したかを計測する意味で重要です。

トレーニングの計測には、いろいろな手法がとられていますが、大きく分けて５つのレベルで計測します。

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