組込みの世界では、運用・サービスはありませんので(携帯電話や自動車は販売されれば一般ユーザの元に商品が移行しますから)、ITSSとUISSだけに職種が存在します。このようにまとめると、UISSに似た職種が多いようですね。
それ以外の職種、営業やマーケティング、ビジネス戦略を考える人達も思い切ってまとめます。 |
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全体のラベルとしては「ストラテジスト」です。営業がなぜ戦略家(ストラテジスト)などと細かなことを気にしないでください。強引かもしれませんが、こうでもしないとまとまりません。
さらに、「システムアーキテクト」「プロジェクトマネージャ」「テクニカルスペシャリスト」「サービスマネージャ」の4人材像をひとくくりにすると「ソリューション系」の人材類型といえます。ワンレベル上の抽象度でまとめています。「ストラテジスト」はそのまま「基本戦略系」の人材類型となります。
全体をまとめると各々の人材像と3スキルの職種の対応ができます。 |
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似た職種をまとめてラベルを付け「人材像」とし、さらに抽象度をあげて「人材類系」にしたものと考えると、上の「共通キャリア・スキルフレームワーク」もわかりやすいのではないでしょうか。
各々の人材像の役割も次のように定義されています。 |
人材類型 |
人材像 |
役割 |
基本戦略系 |
ストラテジスト |
IT を活用したビジネス価値の増大をリードする。 |
ソリューション系 |
システムアーキテクト |
ビジネス戦略に対して最適なシステムをデザインする。 |
プロジェクトマネージャ |
与えられた制約条件(品質、コスト、納期等)下で、信頼性の高いシステム構築を総括する。 |
テクニカルスペシャリスト |
データベースやネットワーク等の技術ドメインでの実装を担当する。 |
サービスマネージャ |
継続的な高い信頼性を確保しつつ、システムを維持する。 |
クリエーション系 |
クリエータ |
新たな要素技術の創造等により社会・経済にイノベーションをもたらす。 |
その他 |
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ITSSのエデュケーション |
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「共通キャリア・スキルフレームワーク第一版」より抜粋 |
3.2 レベルの定義
つづいて、レベルの定義です。 |
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「共通キャリア・スキルフレームワーク第一版」より引用 |
ITSS、ETSS、UISSの3標準とも基本的に上のレベル定義と互換性のある内容になっています。
第一版ですが、レベルの定義は共通になって大変好ましいと思います。 |