株式会社アイコン 代表取締役社長　荒武達男（プロフィール）

■ 「一般的な企業内教育･研修」の実像

「一般的な企業内教育･研修」というと皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか？ 　名の通った企業では、数多くの教育コースと講師陣を抱え、各クライアントに対応しています。しかし、多くの場合、定型化されたカリキュラムとそれに沿ってしか講義の出来ない講師陣が、淡々と一方通行な研修を進めるというのが実態です。

■ 「非効果的で成果に結びつかない研修実態」

このような事が何故起こるのでしょうか？ 　一般的な大手研修センターでは、信用を第一に重んずるあまり、緊急時に備え、多くの講師が代役をできるようにカリキュラムに沿った研修しか行わないよう教育されているからです。 　また、各クライアントからの要望をできる限り受け付けないように有名人の名を借りてカリキュラムに権威付けを行い、そのカリキュラムで押し通している場合が多いのです。そのため、クライアントにとって成果に結びつかない期待はずれの研修となってしまう事が多々見受けられます。

■ 「アイコンの企業内教育手法」

株式会社アイコンでは、元:日本ユニバック（現:日本ユニシス）の教育部（約10年間）で培った実践的な教育・研修手法と現在日本ユニシスが行っているeラーニングの母体を30年前に構築した経験を元に、各クライアントが求めている教育目的・教育目標を自社の講師陣が伺いながら、各クライアントに合ったカリキュラムをカスタマイズして研修を実施しております。その為、より良い研修成果を上げ各クライアントにご満足を頂くため、100以上にもおよぶ診断コンテンツを提供している、株式会社ネクストエデュケーションシンクの「Web診断コンテンツ」を採用しました。客観的なWeb診断と、各講師陣による実際の研修から見出せるより主観的で人間的な診断を組み合わせた、新しい教育手法を取り入れております。

■ 事例「某移動体通信事業者におけるMobile Network Operatorの研修」

ここで、先日行った某移動体通信事業者におけるMobile Network Operator（MNO）の法人営業部員研修の成果について間単にご報告いたします。弊社の教育手法にのっとり、クライアントの希望をヒヤリングした結果、下記各能力の向上を期待されている事が明確となりました。 １．ネゴシエーションスキル ２．提案書作成 ３．デジタルプレゼンテーション 　対象が営業部員という事もあり、今回のWeb診断ではネクストエデュケーションシンクの「コンサルティング・セールス・チェッカー V2（略称「C・S・C V2」）」を採用し、事前に全営業部員に実施いたしました。その結果、最高点が88点、最低点が36点、平均点が60.6点でした。