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ITSSユーザー協会 理事 情報交流グループ 広告委員会委員長
二和田 寛(
プロフィール
)
■「ITSS NOW!」開設のきっかけ
編集部
:
本日はお忙しい中ありがとうございます。早速ですが、ITSS総合情報サイト
「ITSS NOW!」
をプロデュースされたきっかけをお伺いしてもよろしいでしょうか。
二和田寛氏
:
はい。
「ITSS NOW!」
をプロデュースしたきっかけ、背景にはたくさんの理由があります。とても一言では言い切れませんが、まず、ITSSユーザー協会に参画している会員は、それぞれさまざまな目的を持って参加しています。そうした会員の期待に応える施策の1つとして、ITSS関連のビジネスやサービスを一元的に紹介する場を提供することを考えました。会員同士が情報を利用し合い、更には会員のビジネスチャンスに貢献できればと思っています。
編集部
:
会員間の「情報交流」が第一と考えられたわけですね。
二和田寛氏
:
そうです。ITSSユーザー協会の新たなステージとして、今まで以上の情報交流が必要と考えました。今までも、オープンに委員会やワーキンググループに参加して活動することはできました。成果もありました。今回は、会員相互が交流する"出会いの場"という意味で、新たなステージと思います。その出会いが、ITSSの理解を促進し、ITSSの普及・浸透に役立てばと思います。また、互いのビジネスの活性化に繋がればと考えたのです。それが、ITSS総合情報サイト
「ITSS NOW!」
を開設する最大の理由であり目的です。
編集部
:
ほかにもいろいろな背景があるとおっしゃられていましたが、どのようなものでしょうか。
二和田寛氏
:
例えば、いままで「ITSS」や「ETSS」、「UISS」などの各種スキル標準に関連する最新情報やコンテンツ、ニュース等が一元的には集約されていませんでした。最新かつ重要な情報はWeb上に点在していたのです。これを1つひとつ探すのは一苦労でした。本サイトでは、それを一元的に集約掲載してアーカイブ化を行い、閲覧者の利便性を図りたいと思います。それに付随するかたちで、会員各社が自社の事業内容やサービスを紹介するページを設けて相互理解を促進したり、企業のセミナー開催情報を掲載したりして、お互いのビジネスの活性化に寄与する情報発信の場を設けます。また、日本のIT企業関係者全体に向けて、メールマガジン「ITSS NOW!マガジン」を発行いたします。また、1年ほど前から一般公開された
「ITSS教育ガイド」
も「ITSSV2 2006」に対応いたしましたので、これと有機的に連携させて、効果的な人材育成に寄与できればと大きな期待を寄せています。まあ、いろいろ考えているのですが、図にまとめますと下記のようになります。
編集部
:
そうですね。「ITSS」を代表とするスキル標準の情報はWebのどこにあるのかよくわからないし、それに沿ったビジネス展開などとなると、各社の理解も乏しく、うまくビジネスにつながっていなかったような気がします。
二和田寛氏
:
ITSSは本格的な活用の段階に入り、ITSSを取巻く課題を含めてITSSを考えていかなければなりません。導入への実践的な技術提供(研究も含む)が必要になっています。具体的にはITSS、UISS、ETSSなどのスキル標準のほか、人材育成マネジメント等々です。ITSSユーザー協会には、ITSSに限定して留まるべきという意見から、活用できるように支援する仕組みまで取組むべき、と意見はさまざまです。これらは、これから活発に議論されていくことでしょう。
私は、ITSSの本格的な活用に対応していくためにも、ITSSを取巻く情報を幅広く集めて提供できるようにしていきたいと思います。会員や一般の導入推進者が取捨選択することを期待しています。
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