インフォシークと三菱総合研究所は3月26日、「第8回携帯電話コンテンツ/サービス利用者調査」の結果を発表した。携帯電話によるeラーニング利用に肯定的な意見は46.5%で、学習分野別では資格取得や外国語で利用意向が高かったという。
学習方法については、理解度や記憶のチェックテスト、単語集・用語集の確認などをあげた回答者が多く、携帯電話の基本的な機能を利用したスタイルが指示される傾向が見られる。また、学習自体は自宅で行いたいとする回答が多く、通勤・通学の途中など、外出中の利用希望を上回った。
携帯電話での学習に支払ってもいい額は平均で約635円。有料の場合は利用しないという回答は全体の7.8パーセントと、有料での利用に対する抵抗は少ない。一方で、携帯電話では学習したくないと回答した利用者は、57.7%が画面が小さくて見づらい点を、56.0%が入力しづらい点を理由としてあげている。また28%が通信教育や通学といった従来の学習法より優れているとは思わないとするなど、学習ツールとしての携帯電話に否定的な意見も見られた。
両社はWeb上で、携帯電話を利用したeラーニングについて調査を実施。回答者数は2046人で、うち携帯電話利用者は1741人。
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