関西電力と産業能率大学は2日、社員研修や通信教育など企業内学習をインターネットを通じて管理できるシステムを開発、4月1日から企業向けに販売すると発表した。産能大が豊富にもつ企業向け教育プログラムと関電の通信ネットワークを相互利用し全国の企業に売り込む。
開発したのは「インジニアム・ジェーピー」で、関電グループの通信会社、ケイ・オプティコムのサーバーからASP方式で提供する。
従来のeラーニングは特定の教育プログラムをネット上で提供する機能が中心だったが、新システムはこれに加えネットを使わない実地研修やテキストを使った通信教育などの申し込み、受講データ、成績情報なども1括して管理できるのが特徴。
導入費用は1社あたり年間500万円〜1000万円程度が見込まれ、販売開始初年度に50社以上の導入を目指す。
学校法人産業能率大学=http://www.sanno.ac.jp/
関西電力株式会社=http://www.kepco.co.jp/
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