さらに、ネクストエデュケーションシンクでは、ITSSレベルチェッカー販売を機に、2つの新しいサービスを開始する。これは、単に一人一人の社員のIT理解度をチェックするだけでなく、「全社的に社員の結果を分析したい」、「自社の社員と、他の会社とのレベルの差を知りたい」、「診断結果をもとに、今後の社員教育はどうあるべきか、アドバイスしてほしい」、などの企業の声を反映してのサービス開始だという。
そのサービスとは、1つは、「管理機能(オプション)」で、全社別結果分析、社員別ランキング(全社内)、社員別得点明細が表示できる。もう1つは、「企業診断(オプション)」で、会社の平均点(総合、分野別)を全国ランキングのWebでの表示、業界別企業診断グラフ表示、結果診断に基づくコンサルティングサービスを提供する。
ネクストエデュケーションシンクは、この「ITSSレベルチェッカー」での、サービスの提供で初年度目標300社、100,000テスト、スキル診断ツール群全体で、150,000テストの実施を見込んでいる。
■ITスキル標準とは
ITスキル標準(以下単に「スキル標準」という)は、経済産業省が各種IT関連
サービスの提供に必要とされる能力を明確化・体系化した指標であり、産学に
おけるITサービス・プロフェッショナルの教育・訓練等に有用な「辞書」(共通
枠組)を提供しようとするもの。
具体的な活用例としては、
◆ITサービス企業(情報システム部門を持つ一般企業を含む): |
企業戦略に沿った戦略的な人材育成・調達を行う際の目安となる。独自の取り組みによって既にスキルに関する何らかの基準を持つ企業においては、スキル標準との対応関係の整理を行うことにより、自社の基準の客観的な位置づけを把握することが可能。 |
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◆各種教育・研修サービス提供機関(高等教育機関を含む): |
教育・訓練プログラムの提供に際して、いかなるスキルの向上を図るのかを客観的に提示する際の指標となる。 |
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◆プロフェッショナル個人: |
自らのキャリアパスのイメージを描き、その実現のために自らのスキル開発をどのように行うべきかを判断する指標となる。 |
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◆行 政: |
効果的なIT人材育成支援策を展開する上での指標となる。また、政府調達において、自らが必要とする人材の能力を判断する指標とすることも想定できる。
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ITスキル標準は、これらのプロフェッショナルの成長・育成に関連する様々な主体が、有機的な連携を図る上で必要な辞書的な機能を持つことを目指すものである。
参考URL:経済産業省 高度IT人材の育成ホームページ
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/jinzai.htm
【「ITSSレベルチェッカー」についての詳細】
・ニュースリリース(2003年9月17日)
・ニュースリリース(2003年11月10日)
【「ITSSレベルチェッカー」についてのお問い合わせ】
株式会社 ネクストエデュケーションシンク
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