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「一緒に考える」ことのメリット |
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常に生の情報を共有できる。 |
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頭のトレーニングになる。 |
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メンバーに頼りになると思われる。 |
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プロジェクト状況が常に把握できる。 |
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メンバーに問題解決の手順を教えることができる。 |
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メンバーの問題解決に関する癖や能力レベルを知ることができる。 |
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これだけよいことがあるのだから、PMはどんなに忙しくてもメンバーと一緒に考えるべきである。私はPMの経験が長いが、これは非常に重要なことだと考えている。私は常にミーティングルームとホワイトボードを確保している。
何か問題が起こったら、すぐメンバーと一緒にミーティングルームに駆け込み、若いメンバーを書記にすえて、あれこれ議論をすることをしていた。
問題が起きたらすぐ私の耳に情報が入るようにしていたので、すぐメンバーを収集し、対策会議をスタートしていた。当然、メンバーとPMである私は常に一緒に考え、結果はすぐ行動に移すように徹底していたものである。
全ては、スピードが大事である。そして、密度も大事だ。早く、深い検討、調査、洞察が必要だ。これをチーム運営として定着するまで徹底的にメンバーを教育した。
いつも一緒に考えていると、どのようなことが起こったか。
素晴らしいことに、PMの考え・思考プロセスと同じものがメンバーにうつっていくのである。問題の捉え方、処置の仕方、再発防止策等々、これらの調査、立案手順をメンバーが真似るようになる。そして、チーム全体が同じレベルの問題解決手法を共有化するようになる。
私は、チームビルディングにおいて重要なことは、リーダの考え、手法をメンバー全員が共有化していくことだと思っている。「一緒に考える」ということは、この実現をもたらす。PMが関与する――「一緒に考える」ということで、よりチームがビルドアップされていくのである。
次回は、「方向性を指示する」について説明する。 |
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