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特集1:eラーニング制作費の”見える化””明朗会計”で大反響!「オリジナルeラーニングおまかせ制作パック」サービス開始! 株式会社イージスコンサルティング代表 宮本芳広氏に聞く”オリジナルeラーニング”の勘どころ
株式会社イージスコンサルティング代表取締役社長 宮本芳広(プロフィール
 個人情報保護研修・コンプライアンス研修・自社製品の商品知識研修など、自社オリジナルeラーニング教材を制作し、社員教育に活用されている企業が増えています。自社業務に特化したeラーニングはスキルアップに非常に効果があるにもかかわらず、広く導入されていないのが現状です。eラーニングの制作には、費用の不透明さや正確な制作工数が把握できないなどが原因で、企業担当者が手軽に発注することができず、活用の機会を逸していることが考えられます。そこで、これらの課題を解決すべく、eラーニングの制作方法・制作プロセス・画面レイアウト等をパターン化することで、低価格(わかりやすいリーズナブルな価格体系)・制作期間の短縮を実現する新サービス「オリジナルeラーニングおまかせ制作パック」が株式会社イージスコンサルティングで開発されました。eラーニングマガジン編集部では、開発に至る経緯や製品の特徴、活用するメリットなどを株式会社イージスコンサルティング代表取締役社長である宮本芳広氏にインタビューをしてまいりましたのでお届けします。

■「オリジナルeラーニングおまかせ制作パック」制作の経緯について

編集部 まず、なぜeラーニングの制作に取り組んでおられるのかご説明いただけますか。

宮本氏 はい。長年eラーニングを通した教育に携わってきましたが、eラーニングは非常に"企業教育に有効なツールであるにもかかわらず、あまり活用されていない"という現実をたくさん見てきました。そこで、eラーニングをもっと活用してもらうには、まず簡単に安く制作でき、かつ発注側から透明度の高い環境を提供しないと浸透しないのではないかと思いまして、価格体系を明示し、はっきりとした工数を提示するサービスを用意できればと考え、今回の「オリジナルeラーニングおまかせ制作パック」に取り組むことにしたのです。

編集部 今まで価格が明確でなかった理由は何でしょうか。

宮本氏 やはり、教材の制作にはフラッシュのプログラマ、デザイナ、オーサリングなどの担当者がかかわっているため工数がかかり、流動的で内容を見てから1品1品個別見積もりになってしまうというのが原因の1つだったと考えます。

編集部 作りたいものの実態がわからないと、正確な金額が出せないということですね。

宮本氏 はい。また、お客様の状況もありますね。今までの研修はこういうことをやっていて、教材もあり、作成したいものが明確になっている企業と、こういうことに困っていてこんなことをやりたいんだ、教材もテキストもないなどという企業とでは、結果的に価格差が生じてしまいます。当社としましては、まず制作の流れや体制をコンパクトに部品化(パターン化)して明示し、かつ安く提供していきたいと考えています。そういう情報が事前にないとお客様もなかなか発注できないのではないかと思います。

編集部 金額や期間の提示によってお客様はたいへん安心して発注できて、非常にメリットがありますよね。
ところで、話は変わりますが、eラーニングの魅力はどのようなところにありますか。

宮本氏 やはり、何百人、何千人という人を一括して教育できるというのが非常に魅力だと思います。受講した結果なども記録として残るために理解度の低い方に対するフォローもしやすいとうのもありますね。

編集部 eラーニングの最大の特長の1つですね。

宮本氏 はい。教育自体が目的の企業というのは現実にはないのではないでしょうか。会社としては、例えばコンプライアンスの教育をしようと思ってすぐにできる体制であることが理想的ですが、それは一部の大企業だけであり、中小企業ではそこまでには至っていないのが現状です。そこで、当社ではそのような体制を築けるように教材を簡単に安く提供できるようにしていきたいと思っているわけです。

編集部 現在、従来からある集合研修とeラーニングの使い分けはどのような傾向にありますか。

宮本氏 そうですね、どうしてもeラーニングは一斉配信というか、決められた教材を見ていくものなので一方通行というのは否めませんが、そういった類の教材であれば、効果は出ていると思われます。しかし、業種・業態によっては、PCが常に使える環境にないところもありますので、すぐには広まっていかないところはあると考えます。そういったところは、集合研修をやっていくことになっていくのかなと思っております。

編集部 そういうところは、どちらかというと実技がメインになっているところが多いのではと思いますし、eラーニングの普及は難しいですね。一方で、企業内の「eラーニング制作」ビジネスの現状はどのようになっておりますでしょうか。実際に企業内でeラーニングを制作している会社は日本では数えるほどでしょうか。簡単なものだったらパワーポイントをソースに制作てきると思うのですが……。

宮本氏 大きな会社で力を入れているところなら、自社で制作部隊を抱えているところもありますが、実際にはそこまでの体制を整えているところは絶対数としては少ないでしょう。しかし、「企業」というものは自社の付加価値を最大限にしてお客様に提供するというのが本来なので、教材を作るなどというようなことはアウトソースして、どういった教材が必要なのか、その教材にはどういった良さがあるのか、勉強させることによってどうやって業績を上げていくのかというところにパワーをつぎ込んで、われわれのような会社が、定型的な作業は早く安く提供させていただくというのがよいあり方かなと思っております。しかも、プロが作る教材には違いがあると思いますので、そこはぜひお任せいただきたいと思っています。

編集部 それで、制作価格の透明化が特長なのでしょうか。

宮本氏 やはり、予算と見比べて安心して頼めるということに魅力を感じていただきたいですから。

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