プロジェクトマネジメントの教科書といわれるPMBOK（Project Management Body of Knowledge）には「プロジェクトが、プロジェクトマネジメント計画書どおりに実行されることはほとんどない」、「必ず変更が生じるので、しっかりとした変更管理が必要だ」と記されています。プロジェクトはなかなか成功しないといわれていますが、その大きな理由のひとつが、プロジェクトにつきもののこの"変更"なのです。変更の要因としては、「設計ミス」と「見積りミス」が挙げられます。しかし、その根本原因は、WBS（Work Breakdown Structure）の不備にあります。WBSを実践的に学習することで、現場で活かせるプロジェクトマネジメントを確実に身に付けたいものです。そこで、今回は株式会社 翔泳社「効率的な計画管理を実現する プロジェクトマネジメント WBS講座」をご紹介します。

WBSとは、プロジェクトの目標を達成するためにどのような作業が必要なのかを洗い出す手法のことです。成果物を生成し、プロジェクト目標を達成するために必要な作業を、要素成果物を主体に、階層的に（ツリー構造で）要素分解するものです。 　例えば、自動車を作る場合、自動車全体がプロダクト（成果物）になります。しかし、その自動車は、エンジン、ボディ、タイヤなど、いろいろなものが集まって構成されています。その成果物を構成するいろいろなもの、これを「要素成果物」といい、この要素成果物を明確に定義できていないと、最終目的である成果物は当然でき上がりません。 　WBSはプロジェクトマネジメントの核（ニュークリアス）といわれ、WBSの良し悪しが正にプロジェクトの命運を握っているといえるのです。そこで、本学習ソフトウェアでは、PMBOKが提唱する主要なプロジェクトマネジメント知識エリアとWBSとの関係を「WBS学習マップ」で表し、各知識エリアのポイントをWBSとの関連から解説していきます。

■機能特徴（効果的な学習をサポートするコンテンツ＆機能構成）

●明快な学習コンセプト 　各章ごとに明快な学習目標・キーワード・確認問題を収録。 ●エキスパート・インタビュー 　各ポイントごとにプロジェクトマネジメントのエキスパートによるコメントを掲載。 ●PMBOK ミニ解説 　各ポイントごとにPMBOKの基礎知識解説を掲載。 ●実践的な演習問題 　WBSの作成から、EV（アーンド・バリュー：プロジェクトの進捗の定量的管理方法）作成まで、実践的な演習問題を収録。 ●講師によるメールサポート 　学習内容で不明な点を専用WEBサイトから講師に質問できるメールサポート機能付き。

■収録内容

1.講座紹介 2.WBSとは 　・確認問題1 3.WBSの例 　・確認問題2 4.スケジュールを作成する 　・確認問題3 5.スケジュール作成の手法 　・確認問題4 6.コントロール・アカウント 　・確認問題5 7.予算を作成する 　・確認問題6 8.品質を確保する 　・確認問題7 9.プロジェクトチームを構成する 　・確認問題8	10.実績を報告する 　・確認問題9 11.リスクに備える 　・確認問題10 12.資源を調達する 　・確認問題11 13.変更をコントロールする 　・確認問題12 14.ポートフォリオを管理する 　・確認問題13 15.演習問題 　・WBSの作成 　・コントロール・アカウント・プランの作成 　・実績報告書の作成 　・EVの評価 　・コントロール・アカウント・プラン＆EVM1

■特典（15時間の学習証明書または15PDUを発行！）

本製品は米国PMI(R)認定の国際規格PMP(R)の受験に必須の研修35時間のうち、15時間分の学習証明書または、PMP(R)資格の維持に必要な、60PDUのうち15PDUを取得することができます。 ●担当講師 ： 株式会社タリアセンコンサルティング ●製品形態 ： eラーニング

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