アイエックス・ナレッジ（安藤文男社長）は、実体験セキュリティ教育「メル訓」を7月14日から開始した。「メル訓」は、同社が中央省庁向けに提供してきたセキュリティ教育サービスを、一般企業向けに提供するもので、一般的なアンチウイルスソフトでは防止できない危険なメールに対応する教育であるのが特徴。

　まず、訓練対象者宛てに、実際にネット上で流れているウイルスメールなどに似せた「訓練用メール」を抜き打ちで送信。対象者が添付ファイルを開いたり本文中のリンクをクリックしてメールを開くなどの危険行為を集計し、報告書にまとめて提出する。

　つまり、「メル訓」は、集合教育、研修やeラーニングなどの教育ではなく、実践的な教育となっている。危険なメールを安全に擬似体験させることで、セキュリティ意識の向上を目指す。

[参考文献：2006年7月18日/BCN]

ニュースリリース ＝ http://www.ikic.co.jp/products/security/merukun.html