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特集1:「異世代間コミュニケーションの能力開発 若年層教育編」新卒社員が「今どきの若いものは……」といわれてしまう理由
株式会社自分楽研究所代表取締役、横須賀市生涯学習財団評議員
崎山 みゆき(プロフィール
 「企業が新卒社員に求める能力」
 そろそろ新卒社員を迎える準備をされている企業の方や、お子さんのスーツの心配をされている保護者の方もおいでではないのでしょうか。ところで、皆さんはこの若い世代の方たちに、どのような社会人としての基礎能力を求めておいででしょうか?
 2004年に日本経団連が会員企業を対象に行った「新卒者採用に関する調査」では、選考時に最も重視する要素として、「コミュニケーション能力」を第一位に挙げた企業が75パーセントもあります。そして2005年も同様です。これは「新卒者に欠けているから欲しい能力」と言い換えることもできます。ところで、ここでいう「コミュニケーション能力」ですが、たいていの場合、自分とは世代の違う人たちとのそれを示すことが多いようです。この調査でも、「新卒」と言っているのは管理職や経営者の方々です。
 若年層の異世代間コミュニケーション能力が衰えている理由
 「今どきの若いものは……」とは、昔からいわれていますが、これが「"特に"今どきの若いものは……」と変化してきています。では、なぜ昨今の若年層が異世代の方とコミュニケーションをとることが下手になったのでしょうか。それは、社会の変化によって「トレーニングの機会」が減ったからです。以下の図1に示します。
 
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