TDK株式会社は、個人情報保護に関するコンプライアンス・プログラムの要求事項(JIS Q15001)の基準を満たし、財団法人 日本情報処理開発協会(JIPDEC)よりプライバシーマーク付与を認定された。
プライバシーマーク取得の実際の取り組みでは、2004年2月に発足したプロジェクト・チームが、社内の情報資産を調査、「TDK個人情報保護コンプライアンス・プログラム」を策定した。そのうえで、本プログラムに基づき、各部門で適正な情報管理ができるような組織づくり、社員教育を実施。社員教育の対象は、個人情報を直接取り扱わない部門も含む全社員(約6,000人)という規模となったため、Webによるeラーニング・システムや教育用CD-ROMを活用した。また、工場等の製造・開発拠点では集団教育(講義形式)、伝播教育(製造ライン単位での研修)など、各部門の業態ごとに柔軟な対応を図ったという。
eラーニングなどの効果的な活用など、上記のような教育システムにより、短期間での個人情報保護の基礎知識や遵守事項などの周知徹底を実現して、2005年3月にJIPDECの審査を経て、5月にプライバシーマーク付与の認定取得に至った。
TDKでは、今後も個人情報保護コンプライアンス・プログラムを拡充・継続するとともに、今回の認定取得のプロセスにならい、遵法・環境・社会面でのマネジメントシステムを発展・統合させ、より充実した企業倫理・CSR体制の実現を図っていくという。
TDK株式会社プレスリリース= http://www.tdk.co.jp/tjaah01/aah55100.htm
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