6月5日より9日までの5日間、今年もAmerican Society of Training and Development (ASTD)のInternational Exposition and Conference が、米国フロリダ州オーランドにて開催されました。ASTDの発表によると、今年のカンファレンスには、約9,000人の参加があったということです。人材開発のグローバルトレンドと人材育成のベンチマークを得るための機会として、世界中からの参加者が毎年ありますが、今年度も350人以上参加の韓国をトップに、250人参加の日本……と、アジア、中近東、ヨーロッパ、オーストラリア、南米、アフリカとワールドワイドな参加があり、参加者の1割以上がインターナショナルではなかったかと思われます。トータルセッション数275、Exhibitor数350社という規模です。なお、日本からの参加者数は去年の2.5倍(去年は100人ほど)でした。日本の企業環境における人材開発部門も、ASTDなどを通じたグローバルトレンドに注目する必要がでてきたということでしょうか。
以上のキーノートのテーマは「リーダーシップ」でしたが、カンファレンスセッション(Educational Session)は、以下の9つのテーマに分かれていました。
・Career Planning and Talent Management Development (11セッション)
・Designing and Driving Learning (31セッション)
・E-learning (20セッション)
・Leadership and Management Development (35セッション)
・Learning as a Business Strategy (29セッション)
・Facilitating Organizational Change (30セッション)
・Measurement, Evaluation, and ROI (22セッション)
・Performance Improvement (15セッション)
・Personal and Professional Effectiveness (36セッション)
そして
・Others (68セッション)
以上のようなテーマで、ラーニングセッションが分類されていました。