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特集1タイトル
Q:コースの設計や制作には、ご自身の長年のインストラクター経験が生かされているのですよね。

A:そうですね。受講生の苦しみや喜びにじかに関わってきていますので、勉強を「させる」ほうはどちらかと言えば気楽ですが、「やる」ほうは目に見えない色々な苦労があり、本当に大変だということがわかっています。その中でいかにモチベーションを保ってゴールに到達するか。教えるほうも一緒に戦うのです。

<コース画面2:画面表示を読む力をつける>
<コース画面2:画面表示を読む力をつける>
Q:長年IT分野の教育に焦点を絞ってきているのは何か意味があるのですか?

A:理想を言えば、良い教育を提供して、エンジニアの社会的地位を上げてやりたいと思っています。日本では昔から技術が軽んじられる傾向があり、高度な技術よりもマネジメントやコンプライアンス力を持つ方が高い地位につけます。技術がもっと社会に、人々に役立つことを証明できる、日本の国力を上げることにまで繋がるような人材を育てていきたいと考えています。
Q:近々「CCNA Express」のコースが改訂されるとのことですが、それについてお聞かせください。

A:まだ詳細については明らかにできないのですが、リリースはこの春を予定しています。今まで提供していた「CCNA Express コンパクト」から「CCNA Express 2004」(仮称)になります。StreamベースからすべてFlashベースになり、内容は新しいCCNA資格に対応して、試験を前提とした問題解決のアプローチを教授します。コンテンツでは図を多く用いたり、コマンドが覚えにくいという声が多いのでコマンドを理解し、キーボードをたたける仕組みを作ったりしています。またFAQは、過去に寄せられた質問と回答をすべて掲載し、他人の疑問という違う角度からも理解できる工夫をしています。試験対策における日本人の傾向として、丸暗記と小手先の技で対処する、いわゆる「傾向と対策」というのが得意ですが、その結果、実践的な力が乏しいペーパードライバーばかりが大量に生み出されます。我々の教えは、試験の先を見据え、応用力と実践力をつけることに焦点を当てています。

<コース画面3:コマンドを覚えられる>
<コース画面3:コマンドを覚えられる>

 

eラーニングという枠組みを超えて、日本のIT教育や世界の中での日本の特性まで見据えた教育アプローチを施す社長の言葉に、取材した編集部も感銘を受けました。学習者の心まで考慮されたきめ細かいコースで、eラーニングの新しい道を切り開いてもらうことが期待されます。

松崎 剛氏プロフィール
松崎氏 株式会社イーラーニング 代表取締役 CEO
1978年よりC、BASIC、R-Base、VB、SQL Server、Oracleなどのプログラム開発やカリキュラム開発に携わる。2002年より株式会社イーラーニングを設立、eラーニングコンテンツ開発とシステム開発で実績を上げる
【執筆実績】
 『Windows 95テキスト』(共著) 1996 TAC出版
 『コンピュータ活用テキスト』(共著) 1994 TAC出版
 『システムアドミニストレータ受験対策参考書』 (共著)1995 TAC出版
 『ユースウェア技能-4』(共著) 1993 実況出版
 『やさしいデータベース Access 基礎編』(共著) 1996 TAC出版
 『やさしいデータベース Access 応用編』(共著) 1996 TAC出版
 『SQL Server 6.5 セルフラーニング』(共著) 1999 アスキー
 『SQL Server 7.0 セルフラーニングインプリ』(共著) 1999 アスキー
 『SQL Server 7.0 セルフラーニングアドミニ』(共著) 1999 アスキー
 『ネットワークの構築ポイント』 日経ウオッチャー など
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