昨年10月に、ネットエイジ(インターネットネットベンチャー)から日本初の精神的免疫力(=メンタルタフネス)eラーニング講座「MTOP」(エムトップ)がリリースされました。IT系・ビジネス系・診断テスト、eラーニング講座の種類も多種多様になっていますが、本コースはビジネスパーソンが職業上のプレッシャーやストレスに対する精神的免疫力(=メンタルタフネス)を自ら強化できるようインターネットのテクノロジーとREBT(理性感情行動療法)の理論を融合し開発された日本で初めてのeラーニングコースです。
プログラムの考案は、気鋭の経営コンサルタントでメンタルタフネス分野のパイオニアであり、NHK教育テレビ講師や日経ビジネススクール講師としても活躍中の高杉尚孝氏。総合監修は社会心理学者で多数の著書があり、マスコミでもお馴染みの早稲田大学教授加藤諦三氏。
開発はネット関連新規事業の立案、調査、企画、開発から事業化までを手がけるネットビジネスのプロフェッショナル集団ネットエイジが行いリリースに至りました。
本編集部も早速、本コースを体験しました。(→受講者の声)
本コースの大きな特徴は「チェック>自己分析>学習」というフローで構成されていることです。
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■チェック《MTチェッカー》
120の項目から、現在のメンタルコンディションをチェックしストレスの原因、影響、耐性(=メンタルタフネス)といった観点から毎月1回、定期的に測定します。所要時間は約10〜15分です。
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■自己分析《MTアナライザー》
MTチェッカーによる結果を、グラフやマップで定量的に自己分析が可能です。
過去6ヶ月間の経年変化も併せて自己管理することができます。
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■学習《MTジェネレーター》
メンタルタフネス向上に必要な「思考の置換え」の学習を行います。
本学習は、理論を学ぶ基礎編と、実践力を身に付ける応用編から構成されています。学習後MTチェッカーで受講者の意識をチェックしこの学習の効果を測定しますが、このMTジェネレータでは知識を身につけるのではなく、受講者の意識を変える為、全編を通してストーリー仕立てになっており、親しみやすいキャラクターによって楽しみながら学習を進めることが出来ます。
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基礎編では、ストレスの発生原因となる「感情が生じるメカニズム」「思考の良し悪しと感情の関係」や、悪い思考で代表的な「〜しなければならい」という考え方及び「悪い思考の特徴」など、悪い思考過程のパターンや矛先、悪い思考の悪循環等を学習します。
その他「 悪い思考の論駁と否定」「良い思考と感情の発見」等を学び、最後に「悪い思考の良い思考への置換え方法」を身につけることが出来ます。
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応用編では、基礎編で学習した内容を、実際のビジネスシーンでのケーススタディーで復習します。実際に起こりうるシーンを想定し、その時の思考の持ち方や問題点を把握して代替案を考えることで解決の手法を見つけ出し、いかに悪い思考から良い思考に置き換えることが出来るかを理解します。
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今までのストレスの診断ツールは、チェック・自己分析のみであり、学習の部分が盛り込まれているものは在りませんでした。
つまり、この部分の学習内容(カリキュラム)がストレス耐性の向上の鍵なのです。ストレス耐性をいかに身につけるかを学習し、学習の効果を定期的に把握できるというのがこのコースの魅力です。