その要求に、NET社の「ネクストパックe」という商品が、ぴったり当てはまったのです。「ネクストパックe」は、国内の主要なeラーニング企業の講座がどれでも受講可能で、しかもサイト自体のカスタマイズ性が非常に高い。受講の選択時には全講座のデモも見られる。オンライン課金決済のシステムもあって、まさに当社が探していたソリューションだったのです。
編集部:集合研修に比べ、一般的に費用が安く、管理が容易だといわれるeラーニングですが、国内主要ベンダーからどれでも受講可能ということは、すごく費用や管理が大変そうですね。
それが、実はある特定1社のeラーニングを導入するよりもずっと安いんです。その秘密は、「ネクストパックe」がASP(アプリケーションサービスプロバイダー)形式をとっているということと、また事務局アウトソーシングもパッケージに含まれているからなんです。一般にeラーニングのシステム導入には、莫大な費用がかかりますし、社内サーバーを運用するシステム管理者を立てる必要があります。でもASPならそんな必要がありません。また、受講管理も、実は受講進捗を毎日ブラウザに見に行くということだけでもわずらわしいのですが、ネクストパックeの事務局アウトソーシング機能は、受講状況を詳しくレポートにまとめて報告してくれますから、われわれ管理者はそれを待っているだけです。
編集部:教育担当者にとって、社員の受講管理それ自体が目的ではなく、管理データの活用こそが問題ですからね。
そうなんです。本当に大切なのは、社員個々の進捗を分析し、次に生かす部分。ネクストパックeにしてからは、わずらわしい作業から逃れて、そこに集中できるようになりました。
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編集部:導入して4カ月が過ぎようとしていますが、成果はいかがですか
社員が、日常の中でeラーニングを自然に取り込めるようになりました。事業部内で「LIPS」という用語が自然に使われるようになり、学習に対しての意識も高まってきているようです。
編集部:まさに理想的な教育環境だということですね。今後はどうされていくのですか
全社導入へという自然な流れがあります。部署ごとに、違う研修メニューをすすめたり、通信教育との統合をしたりといったことも、ネクストパックeの機能として用意されていますから、これを積極的に利用していくことになります。また、情報ポータルとしての位置づけをもっと重視していきたいと思っています。社員の質問や相談に答えてあげる仕組みを作ったり、スキル診断をして結果と講座をマッチングしたりしたいですね。将来的には、「LIPS」があるから、この会社で仕事をするんだ、ぐらいまでもっていきたいですね(笑)。
編集部:最後に、企業の皆様へのメッセージをお願いします。
ご活躍、ご成長中の企業様の中には、忙しい、講師を呼ぶチャンスが無いなどの理由からOFF JTができない企業様がたくさんあるんだと思うのです。そうした企業様こそ、「ネクストパックe」のようなeラーニングポータルサイトを導入して社員への教育体系を整備されることをおすすめします。
編集部:ありがとうございました。
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