総務省では、ＩＣＴ（Information and Communication Technology）分野のイノベーション創出を担う研究開発人材の育成に、産学官が連携して、どのように取り組んでいくべきかについて検討を行うため「ＩＣＴ分野の研究開発人材育成に関する研究会」の第1回会合を平成１８年１１月１日に開催する。

１　目的
　我が国経済や国民生活の持続的な繁栄を確実なものとするため、科学技術への期待は一層強まってきている。第３期科学技術基本計画等においても、政府全体として、研究開発の成果をイノベーションの創出に発展させていくことが必要であり、その一環として、人材育成に取り組むこととされている。　一方、ＩＣＴ分野においてもイノベーション創出に大きな期待が寄せられているものの、産業界においては、研究開発能力を有し、最先端の技術動向や市場のニーズを踏まえイノベーション戦略を企画し推進することができる人材の確保が喫緊の課題となっている。　このような背景のもと、総務省では「ＩＣＴ分野の研究開発人材育成に関する研究会」を開催し、 ＩＣＴ分野のイノベーション創出を担う研究発人材の育成に、産学官が連携して、どのように取り組んでいくべきかについて検討を行うものである。

２　検討項目
（１） ＩＣＴ分野の研究開発人材の現状と課題
（２） ＩＣＴ分野の研究開発人材像
（３） ＩＣＴ分野の研究開発人材育成方策と関係機関の果たすべき役割
（４） その他必要な事項

３　スケジュール
　平成１８年１１月１日から開催し、平成１９年５月頃に最終報告を行う予定。
連絡先
　　 情報通信政策局技術政策課
　　 担当 ： 平技術企画調整官、若山
　　 電話 ： ０３−５２５３−５７２６
　　 ＦＡＸ ： ０３−５２５３−５７３２

［参考文献：2006年10月27日/総務省 報道資料］

総務省の報道資料 ホームページ ＝ http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/061027_1.html