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企業にとって06年度の新卒採用活動は、例年以上に厳しいものでした。今から07年度の活動を開始している企業も多く、ますます激しさを増すことが予想されます。そこで今回、のべ1300社の新卒採用活動を手伝ってきた株式会社ワーク代表取締役社長・長尾小百合氏に、07年度の展望と採用活動で成功を収める秘訣を聞きます。 |
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 株式会社ワーク 代表取締役 長尾 小百合氏 |

編集部: |
新卒採用マーケットの動向についてお聞かせください。 |
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長尾氏: |
06新卒採用、つまり来年の春に入社する学生たちの就職活動は、間もなく終わろうとしています。06採用は求人倍率が1.6倍まで上昇しました。ほとんどの企業にとって採用活動は厳しいものになったのではないでしょうか。しかしながら、必要な人数を採用することができない一方で、基準値を下げてまでは採用したくないと考えている企業が多いようです。一部では追加採用を行っている企業もありますが、多くは次の年に賭けようと意気込んでいます。 |
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編集部: |
では、07年度の新卒採用はどうなるのでしょうか。 |
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長尾氏: |
ますます厳しくなるでしょうね。06年度の不足人数を補うという意味で、企業の採用数は増えることが予想されます。また、団塊世代の退職が2007年の春から始まるので、その人員を新卒で補う動きがあるのです。景気に左右されることなく、バブル期のような厳しい採用状況になるだろうと、今から懸念されています。 |
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編集部: |
採用活動は、どのように行われますか。 |
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長尾氏: |
まず、一連の新卒採用の流れをご説明すると、今年の10月から各種就職ポータルサイトがオープン。学生は企業研究を始め、エントリーを行います。年末から年明けにかけて、合同会社説明会や企業が単独で行う会社説明会がスタート。ピークは2~3月です。その後、試験・面接・内定と進み、多くの企業は5月に内定を出します。07年度もこの流れは変わらないことが予想されますね。 |
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