株式会社ライトワークスと株式会社テンダは、eラーニングによる企業内情報システム教育において協業体制を取ると発表した。
協業目的は、企業内ネットワーク上に仮想のトレーニング環境を構築するとともに、自社固有の業務手順、情報システム運用ノウハウをeラーニング教材として提供することで、情報システムやソフトウェア導入時のユーザートレーニングを効率的かつ低コストで実現することだという。具体的には、両社の協業による以下のソリューションを活用することで、学習効果が高いeラーニング教材をスピーディに作成。eラーニング環境を活用し、即座にトレーニングを実施、管理することで行う。
まず、テンダのシミュレーション型教材作成ツール「SoftSimulator」を活用したeラーニング教材。本ツールで作成したeラーニング教材は、ビデオや集合研修など、従来型の手法と比較した場合、2〜15倍知識の定着率が高いという。また、ライトワークスの学習管理システム(LMS)「Learning Drive」は、情報システム教育に関する研修計画の立案、研修受講履歴管理、ユーザーからの問い合わせ対応業務の一元化を実現する。SoftSimulatorで作成したeラーニング教材はそのままLearning Driveに搭載して利用することができる。
さらに、情報システム教育コンサルティング“Instructional Design(インストラクショナル デザイン*)”に基づいたeラーニング教材作成支援、教育プログラムの開発支援や研修実施計画の作成支援、研修運用支援などを行う。情報システム教育をより効果的に実施するための補完教材の開発や提供なども行うという。
株式会社ライトワークスと株式会社テンダの共同リリース = http://www.softsimulator.jp/news/050511.html
*インストラクショナル デザイン = http://www.nextet.net/e-learning/35/topics/dictionary.html
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