富士ゼロックス情報システム(FXIS、伊東 健社長)は1月20日、ドーセント(中沼康昭社長)と人材開発・eラーニングソリューションの展開を目的として販売代理店契約を締結したと発表した。
ドーセントは、eラーニングシステムを構築するためのさまざまなシステムを提供しており、この分野では欧米でトップクラスのシェアをもつ。今回の代理店契約によって、FXISでは、その中核を担う「Docent
Enterprise」の販売を行うととともに、コンピテンシーマネジメントに基いた人材開発・人材育成を支援するシステム「キャリア・コンピテンシー・マネジメントシステム(C2MS)」と、「Docent
Enterprise」との連携システム「C2MS for Docent」の販売を強化する。コンピテンシーの管理・育成からeラーニングまで、人材開発プロセス全体を支援するソリューション提供の拡充を図る。
「C2MS」は、富士ゼロックス総合教育研究所(FXLI)との協業によって開発したもので、コンピテンシーマネジメントを、給与査定などの人事評価の手段としてではなく、キャリア・能力開発のために活用することをコンセプトとしており、人材育成と社員の自律的なキャリア開発を支援する。
同製品とeラーニングシステム「Docent Enterprise」を連携する「C2MS for Docent」では、経営戦略の実行に必要な人材を育成するための能力の分析、“不足した能力を伸ばす”という明確な目的をもった教育の実施、さらには教育の効果測定を行うことができる。価格は、500ライセンス800万円から。
富士ゼロックス情報システム=http://www.fxis.co.jp/
ドーセント=http://www.docent.com/japan/
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