情報技術(IT)マーケティングのクインランドは15日、ネットワーク機器販売のディアイティ(東京・江東)と連携して、コンピューターウイルス被害を仮想体験できたり、対応策や防衛方法などを学習できる啓蒙(けいもう)サイトを開設する。ウイルス対策が手薄になりがちな個人や中小企業のウイルス対策強化につなげたい考え。
名称は「セキュリティリスク・ショールーム」(http://www.security-showroom.jp)で、マイクロソフトやシマンテック、イーフロンティアなどの協賛を受ける。協賛企業とセキュリティについての情報交換を密にし、サイトの信頼性を高める。
「セキュリティリスク・ショールーム」には主に5つの機能がある。情報セキュリティ対策の重要性やリスクに対する気づきを与え、対策への要求を喚起する"Recognition"(気づき)、対策に必要な最新情報を適切なインテグレーションナビゲーションを通じて提供する"Information"(情報)、具体的な情報セキュリティ対策の方法を伝授する"Education"(教育)、ユーザー同士が交流や情報交換を行う場"Communication"(対話)、さらにプロに相談しながら情報セキュリティ実行が可能な"Consultation"(相談)が可能。
初年度で40社まで協賛企業を増やし、サイトの価値や認知度を高めてセキュリティ・ソリューション・ポータルへ成長させてゆく予定。
株式会社クインランド=http://www.quinland.co.jp/
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