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 去る7月30日〜8月1日までの3日間、東京ビックサイトにてアジア最大のe-Learning専門イベント「e-Learning WORLD2003」が開催されました。
 第3回目となる本イベントは、会場も昨年の約1.5倍に拡大し、「e-大学スクウェア」、「語学スクウェア」を新しく設ける等、各社の様々のサービスが紹介されていました。 今回は、今年の出展傾向および注目特筆すべき展示内容等について、本編集部が現場で体感したことをレポートします。


■今年の出展の傾向を振り返って
デジタル・ナレッジ
デジタル・ナレッジ
 近年の出展として次のような特長がみられました。

(1) 大手教育事業社のeラーニング事業の参入
(2) 大手eラーニングベンダーのグループ企業との共同出展
(3) PPTファイルの変換機能等を備えた簡易オーサリングツールの紹介
(4) 学校系eラーニング事業社の参入

 今年は昨年と異なり、主要大手eラーニング事業社はグループ会社との共同出展であった一方、今までは書籍・ビデオ教材をメインとしていた教育事業者の新規参入、コンテンツベンダーの勢力拡大が目立ちました。
 
 また、LMSベンダーもLMS機能の紹介だけでなく、そのLMSに専門分野のコンテンツを実装させてのトータルソリューションの紹介をメインとしていました。

 特に興味深いと感じたブースを一部ご紹介します。


■ドーセント
ドーセント
ドーセント
<ドーセント・CSK・インターワイズ・日本ヒューレット・パッカード・富士ゼロックス情報システム・富士ゼロックス総合教育研究所・デアゴスティーニ・ジャパン・NTTコムウェア、NEC、NTTコミュニケーションズと共同出展>

 中でも株式会社メディカル・プラネットの、コンピテンシーモデルをベースとした医療系eラーニングシステム「MPLMS」の発表の際は人だかりができていました。
MPLMSに実装されている医療系コースの多さには驚きました。

■NRIラーニングネットワーク
 NetTutor新コンテンツ「営業力増強プログラム『SPIN』」を発表。ブースでは「SPIN」についての概要説明がメインでした。トップ企業が次々に導入している実績あるプログラムだけに、ブースには多くの方が立ち寄っておりました。営業所が全国にある企業には最適な営業強化プログラムのようです。正式なリリースは9月からとのこと。

■富士ゼロックス総合研究所
 <富士ゼロックス・富士ゼロックス総合教育研究所・富士ゼロックス情報システム・ビズバレー・ワオネット・サムスンSDS日本事業統括と共同出展>

 対人関係スキルの知識・行動特性を体系化したeラーニング教材『インターパーソナルスキル』の紹介。※インターパーソナルスキル教材はNTT-Xとの共同開発教材

 「インターパーソナルスキル(対人関係スキル)」カリキュラムでは、ビジネスプロとして身に付けておくべき対人関係スキルの知識、行動特性を体系的に習得できる内容になっております。昨年の冬から一部提供を開始しておりましたが、今回全17教材が勢揃いしたということで両ブースにて大きく紹介しておりました。
新入社員・内定者の研修から、管理職向け研修などに幅広く利用できるコースです。


 

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