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SARSで閉鎖中の香港の大学がオンライン授業
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2003年4月21日 |
Macromedia社が4月18日に明らかにしたところによると、重症急性呼吸器症候群(SARS)の影響で学校を閉鎖した香港Baptist大学で、米Macromediaの「Macromedia
Flash Communication Server MX 1.5」を使った仮想クラスを提供している。
Macromedia Flash Communication Server MX 1.5は、コミュニケーションとアプリケーションを統合するサーバー・ソフトウエアで、オンデマンド・ビデオ、イベントの生放送、ウェブカム・チャット録画メッセージングといったマルチメディア・アプリケーションの提供を可能にする。
香港Baptist大学は同ソフトウエアを利用して、6500人以上の生徒にオンライン講義を配信している。
香港Baptist大学の教育調査部門担当のAlex C.W. Fung氏は、「Macromedia Flash Communication
Server MX 1.5で、複数の学生にオーディオ、ビデオ、データを同時配信し、学生のパソコン上にある『Macromedia
Flash Player』でストリーミングを実行する。 学習プランや教材は、あらかじめサーバーに保存する。 『Macromedia
Flash MX』を使って『PowerPoint』形式の既存の教材を変換できるため、教師はコンテンツ開発時間を大幅に短縮できる」と説明した。
香港Baptist大学はすでに、Macromedia Flash Communication Server MXと「Macromedia
ColdFusion MX」を用いた eラーニング ・プラットフォーム「Virtual Integrated Teaching
and Learning Environment(VITLE)」の試験運用を行っていたが、Macromedia Flash Communication
Server MX 1.5のリリースにより、プレゼンテーションのストリーミングやオーディオとビデオのライブ配信が実現したという。
Macromedia(http://www.macromedia.com/jp/)
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