ネットラーニング(岸田 徹代表取締役)は8月23日、企業の内定者向けのeラーニング「ビジネススキルシリーズ」を9月1日に正式に開講すると発表した。
現在、大手企業では、新規採用者の内定期間が長くなったことから、内定期間中の内定者とのコミュニケーションの確保を重視するとともに、入社時にできるだけ即戦力として活用するために、内定者の教育・研修に力を入れ始めており、そのツールとして、eラーニングの活用が注目されている。
今回の新コース開講はこうしたニーズに応えたもので、新たにビジネスパーソンとなる基礎として、(1)ビジネスマナー、(2)ビジネス文書、(3)ネットセキュリティ、(4)会社の数字、(5)コンピュータの基礎知識──の5コースを提供する。
「内定者パック」には、このほかに(1)Word Learning、(2)Excel Learning、(3)PowerPoint
Learning、(4)Access Learning、(5)TOEIC TESTシリーズ──などを組み込むことも可能。
いずれも実践学習(Learning by Doing)の考え方を重視したコース設計で、実際の状況をケーススタディで確認・理解できるシミュレーション機能を多数活用。コンパクトなボリューム(標準学習時間:3時間/コース)や、ダウンロードして携行することが可能なポイント集など、さまざまな工夫を図っており、一般社員研修にも適している。
また、受講者登録から進捗管理、受講者問い合わせ対応にいたるまで、研修に必要な運営事務を総合的にサポートしているほか、内定者とのコミュニケーションツールを用意している点も大きな特徴。
各コースの受講期間は1年間、受講費用は4500円/コース。組み合わせて「内定者パック」として採用する場合には割引となる。
同社では、今年度、同シリーズの導入社数100社、受注金額8000万円を目指す。
ネットラーニング=http://www.netlearning.co.jp/
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