日本ベリサイン(川島昭彦社長)は10月28日、情報セキュリティ分野の人材育成支援を目的に、教育機関向け認定資格プログラム「ベリサイン認定アカデミックプログラム」を提供すると発表した。
ネットワークやコンピュータの安全を支えるセキュリティソリューションが重要性を増すなか、高度なセキュリティ技術をもつエンジニアは全体的に不足している。
同社では、優秀な技術者を育成するためには、高等教育機関と連携した早期の教育が必要であると判断し、今回、大学や専修学校、専門学校などの教育機関向けに、情報セキュリティ技術の習得を認定するアカデミックプログラムを新設することにした。
プログラムは合計33時限の講義を受講するもの。このプログラムを受講し、カリキュラム修了後の認定試験に合格すると、ベリサイン認定資格である「日本ベリサイン認定アソシェイト:電子認証」を取得することができる。資格取得者は、電子認証だけでなく情報セキュリティ全般に関する高度な知識をもち、的確なセキュリティソリューションを提案できるエンジニアであると認定される。
同社は、今後も教育機関と連携し、高度なセキュリティ技術をもつ人材の育成に取り組むことで、トータルな情報セキュリティ技術を備えた人材の輩出を支援していく方針。
日本ベリサイン=http://www.verisign.co.jp/
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