あなたやあなたの部下は、客先との数多くの会話中に知らず知らずのうちに状況を不利にする発言や回答をしていないだろうか。自分ではなかなか気づかないコミュニケーション・リスク。これを適切にコントロールする仕組みを作らなくてはならない。
前回は、コミュニケーションリスクとは何か、リスクが顕在化した場合(インシデント発生時)にどういう不具合が発生するかを具体的事例を使って説明した。そこで、第2回目の本稿では、インシデントの発生を抑えたり、インシデントが発生した場合に被害を最小限に抑えるためのコントロールについて説明したい。
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