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大塚商会、グループウェアにeラーニングシステムを組込むソリューション 2004年2月3日

 大塚商会(大塚裕司社長)は2月2日、業界で初めてグループウェアにeラーニングシステムを組込むソリューションをソフト開発子会社のオーエスケイ(OSK、原田要市社長)とともに開発した。第一弾として「EasyLearning for Notes/Domino」を4月1日に発売すると発表している。

 新製品は、日本IBMの「Lotus Notes/Domino」に、教材の管理・配信を行うLearning Management System(LMS)機能を完全に組み込んだ形で提供するもので、利用者は使い慣れたグループウェアのWebクライアント上から、自分に必要なeラーニング教材を学習することが可能となる。

 学習するコンテンツの疑問点については、グループウェアを利用して指導者に質問できるほか、学習者同士で意見交換するなどのコミュニケーションも簡単に行えるため、効果的に学習することができる。これによって、情報セキュリティ研修など、全員の周知徹底が必要なものはeラーニングを利用し、新製品の価格情報などジャストインタイムでのレッスンが必要なものはグループウェアを活用するなど、知識の伝達において、使い分けが可能になる。

 主な機能は、教材登録機能、教材受講機能、教材受講履歴管理機能など。利用頻度の高い教材は「よくやるコース」として個人ごとに設定することができる。

 第一弾のコンテンツとしては、eラーニング機能データベースおよびeラーニング教材「身近な事例で学ぶ情報セキュリティ(企業向け・自治体向け)」(OSK製)を販売する。対応コンテンツは随時増やしていく計画。

 価格は、eラーニング機能(エンジン)単体が500ユーザーで38万円、1000ユーザーで68万円、無制限で98万円。コンテンツ単体が、500ユーザーで68万円、1000ユーザーで98万円、無制限で178万円。エンジン+コンテンツのセットの場合、500ユーザーが78万円、1000ユーザーが148万円、無制限が245万円。初年度100社の販売を目指す。


大塚商会=http://www.otsuka-bs.co.jp/


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