eラーニングマガジンに関するお問合せ、ご質問等は下記までご連絡ください。
eラーニングマガジン編集部

elmag@nextet.net


 これまでのeラーニングは、既存の書籍等の教材をデジタル化することに力を注いできましたが、最近は経営戦略や人材戦略に基づいた研修全体のデザインが重要となっています。
 そこで今、戦略的な人材育成を実現する『インストラクショナルデザイン』の考え方が業界内外で大変に注目を浴びています。

 去る11月28日29日CSKにて株式会社インストラクショナルデザインの中原孝子氏による実践セミナー『第1回 インストラクショデザインワークショップ』が開催されました。

 当日は代表的な各eラーニングベンダーの方々を中心に、多数の方が参加し大盛況のうちに幕を閉じました。

 本編集部もワークショップに参加し、カリキュラムの内容や参加された受講者の感想等をレポートいたしました。

■講師プロフィール

中原 孝子(なかはら こうこ)
 国立岩手大学卒業後、米コーネル大学大学院にて、教育の経済効果、国際コミュニケーション学等を学ぶ。 その後、慶應義塾大学環境情報学部武藤研究室訪問研究員として、インターネットを利用したデータマインニングやE-ラーニングなどの研究に携わった。 職歴 米系製造販売会社、金融機関、IT企業にてトレーニングマネージャーとして活躍し、 平成14年5月 株式会社インストラクショナル デザインを設立。
会員 ASTD会員、慶應義塾大学環境情報学部研究員

■カリキュラム
受講者には事前に、現在検討しているeラーニングプロジェクトについて課題が与えられ、与えられた課題を活用しながら、インストラクショナルデザインの考え方にそって

1.学習者心理
2.分析と評価の結合
3.設計の巧拙
4.効果的なプロジェクト管理 等の内容を実践的に学習しました。
また、受講者はインストラクショナルデザインの考え方を学習した上で、各自検討しているオリジナルコースマップを作成し、ストーリーボードの作成演習まで行いました。

■セミナー終了後、本編集部も受講者に感想を伺いました。
編集部:このワークショップに参加し、あなたの職場で一番役立つと思われることは何ですか?

受講者A(某eラーニングベンダー 開発担当):
インストラクショナルデザインの考え方や手法の概要を理解できました。今後社員に対してインストラクショナルデザインの知識と具体的手法を説明・指導していきたいと思います。今回のセミナーに参加したことでデザインの方向性を明確に示してプロジェクトを進めていけると感じます。

 
編集部:ワークショップの感想を聞かせて下さい。

受講者B(某eラーニングベンダー コンサルタント):
インストラクショナルデザインに関する基本的な内容を理解できました。今後、各分野をより深く学習して行きたいと思います。

 
<アンケート集計結果グラフの一部を抜粋>

■次回ワークショップの日程
第2回インストラクショナルデザインワークショップ:2003年1月23・24日(木,金)
第3回インストラクショナルデザインワークショップ:2003年3月6・7日(木,金)

開始時間や会場等の詳細は、近日中にご案内いたしますので今しばらくお待ちください。


■お問い合わせ先
株式会社ネクストエデュケーションシンク 企画営業部
tel:03-5842-5148
E-mail:info@nextet.net

Copyright©2001-2002 Next Education Think.All Rights Reserved.
Internet Explorer4.0,Netscape Navigator4.0以降での閲覧を推奨します。


特集1:「人材」を「人財」に〜企業力アップの秘策

※本コンテンツは取材先のサービス停止に伴い削除いたしました。 
   
特集2:eラーニング体験レポート イーラーニング社『Windows2000コアテクノロジー(ブロードバンド版)』
   
特集3:〜安全な利用とセキュリティ確保のために〜インターネットセキュリティの重要性を知ろう
   
特集4:インストラクショナルデザインワークショップレポート