サン・マイクロシステムズ株式会社(菅原敏明社長)は、企業の人材育成を支援するWebベースの人材開発・学習管理システム「Sun(TM)
Enterprise Learning Platform(以下Sun ELP)」の受注および販売を開始した。
Sun ELPとともに、サンが持つ各種教育コンテンツとパートナー企業との提携による教育コンテンツも同時に販売し、実際のシステム構築に必要なコンサルティングも含めた総合的なソリューションを提供。
Sun ELPは、一般にLearning Management System(LMS)といわれる種類のアプリケーションソフトウェアで、J2EE(TM)テクノロジーで実装されている。
eラーニング用の教育コンテンツとの連携と管理、集合研修/実地研修のスケジューリングと出欠管理、教室や教材などのリソース管理、個人のスキル目標の設定と進捗管理、課金管理、システム管理が一元的に行うことができる。
それぞれの機能は、学習者向けインタフェース(SUI、Student User Interface)と管理者向けインタフェース(AUI、Administrator
User Interface)の2つの操作画面で提供され、会社単位だけでなく、部門やチーム単位でのスキル管理や学習管理が可能。
また管理者についても、経営層、人事の育成担当者、部門長、現場の管理者の方など、状況や組織構成に応じて、詳細に設定することが可能。企業のニーズや規模に応じて、柔軟に学習管理システムを構築することが可能なため、数百人規模の企業から従業員数万人の大企業まで、様々な規模の企業で活用可能。特に企画、開発など従業員のコアコンピタンスがそのまま企業の革新や市場での成功につながるような組織での導入に効果的である。
eラーニング用コンテンツとしては、「Java(TM)テクノロジー入門」、「Solaris(TM)システム管理T、U」を提供する。さらにコンテンツパートナーとして、NETgコンテンツとオリジナルコンテンツを株式会社富士通ラーニングメディアと、ITリテラシーやビジネススキルの分野で定評のあるSkillSoftコンテンツ(旧SmartForce含む)を株式会社エヌ・ティ・ティ エックスおよび株式会社リクルートと、それぞれ提携関係を結び、Sun
ELPの利用者に提供する。
加えて、テスティングソフトウェアの分野では世界で最も多くの導入実績をもつといわれるQuestionMark社のPerception(日本総代理店:株式会社エヌ・ティ・ティ エックス)や、同期型eラーニングを実現するCentraシステム(日本総代理店:株式会社マクニカ)とのアプリケーション間の連携により、より高度な学習管理機能を提供する。
サン・マイクロシステムズ株式会社=http://www.sun.co.jp/
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