「自分を発見する就職ラーニングサイト」として活用されています。
「コンピテンシー&ラーニング」。
今、業績管理や研修で非常に注目を浴びるこのコンセプトを、新卒採用市場においていち早く応用、同社サイト「exjob」を通じ大学生と企業を効率よくマッチングするノウハウを築き上げた文化放送キャリアパートナーズ社。
「コンピテンシー診断」や「就職対策eラーニング」を始め、「企業研究・業界研究講座」など、斬新かつ就職活動に直結したサービスを学生に提供している。
一方でそれらサービスの受検(受講)履歴が採用側のマッチングデータとして活用されるという、まさに理想的な環境を構築。
注目を浴びる同社独自のサービスや将来像について、同社取締役の宇都木氏に伺った。
■御社のような採用支援企業が「コンピテンシー&ラーニング」をコンセプトとするのは?
従来の採用活動は、大量の資料請求はがきを母集団とし、そこからの絞り込みをかけていくという方法を取っていました。
それが近年のIT化にともない、DBによる管理、そしてインターネットエントリー型へと進化を遂げていきました。
いわゆる就職サイトには、非常に多くの学生が集い、企業を検索し、エントリーするいう環境が生まれたのです。
一方で雇用に対する価値が再構築されていく中、企業からは「コア人材」を効率的に採用したいという強いニーズが生まれてきました。
従来の「学校歴」を軸にした採用管理では必ずしも「コア人材」の効率的な採用に結びつかないということです。
そこで当社では、「コア人材」を採用するためのコンセプトとして、「コンピテンシー&ラーニング」を提唱したのです。
コンピテンシーテストでは国内の先駆者である富士ゼロックス総合教育研究所と提携し、インターネットで就職希望者のコンピテンシー(仕事の成果や行動に直結する行動特性)を測る仕組みを構築しました。
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またラーニングでは、学生自身の学力はもとより、希望企業に対しての「熱意やモチベーション」をはかることができます。
その2つの視点を採用の仕組みに組み込むことにより、より立体的な企業と学生のベストマッチングを実現しているのです。