世界主要企業向けに第3世代eラーニングソリューションを提供するマーケット・リーダーである米国ドーセント社の日本法人、ドーセントは、eラーニング・コンテンツの制作と配信を効率的に行うためのソリューションパッケージ「Docent
Exchange(TM)」発表した。
Docent Exchangeは、ソフトウェアと映像取込用のPC用スタジオセットを含むパッケージで提供。Docent
Exchangeは、ドーセントのパートナー各社を通じて販売され、学習者500名の場合430万円、学習者1,000名の場合580万円という低価格で提供される。スタジオセットについては、1セット80万円で追加購入可能(価格はいずれも消費税を含まない金額)。
Docent Exchangeにより、一般的に用いられているワープロやプレゼンテーション用ソフトウェアからeラーニング用コンテンツをだれもが容易に作成し、パブリッシュすることが可能となる。すなわち、専門のラーニング・コース開発者でなくとも、自社内の特定案件のエキスパートがeラーニング用のコンテンツを制作でき、管理者は容易にコンテンツを管理し、Webへの配信を行うことができるため、自社のニーズに即したものが作成できると同時に、コンテンツ制作にかかる時間およびコストを大幅に削減することができる。
Docent Exchangeを用いることにより、以下のような効果が期待できる。
・販売部隊への新製品販売訓練が短期間で行え実際に収益が上がるまでの時間を短縮できる。
・チャネルやパートナー企業に対して製品情報およびトレーニングを提供し手厚いサポートを提供できる。
・サポート部隊が製品情報を早期に習得できると同時に問題解決のノウハウを共有することにより顧客満足度が向上する。
さらに、学習者の学習データを追跡記録することにより、必要とされるビジネス目標の達成度を個人別もしくはグループ別で把握したり、個人別もしくはグループ、企業別に、特定コンテンツが閲覧・実行されているかを確認することができる。
Docent Exchangeは、スタンドアローン・ソリューションとして使えると同時に、ドーセントの最新の第3世代eラーニング・トータル・ソリューション・スイートである「Docent
Enterprise 6.0(以下、DE 6.0)」と統合して使用することも可能。
DE6.0を構成するアプリケーションは、先日発表した学習管理システム「Docent Learning Management Server(TM)
(LMS)」、学習コンテンツ制作管理システム「Docent Learning Content Management System(TM)(LCSM)」に、今回の「Docent
Exchange」を加え、合計3製品となる。これにより、DE 6.0は、個人ならびに組織レベルの学習と、経営戦略・人材戦略とを、より緊密に統合し、あらゆる企業のニーズに柔軟に対応することができる。
【Docent Exchangeの主な機能】
≪強力なオーサリング機能とマルチメディア機能≫
・Microsoft PowerPoint、Microsoft Word、Macromedia Dreamweaver、URL
Author、File Authorといった一般に使用されているソフトウェアにより作成されたコンテンツを取り込んで学習用モジュールをパブリッシュすることが可能。
・PowerPointのスライドに動画と音声をシンクロさせた、スタジオ品質のプレゼンテーションを迅速に配信することが可能。
・ミーティング、会議、スピーチやその他のイベントをライブで収録し、学習用コンテンツとしてパブリッシュすることが可能。
≪柔軟なパブリッシング機能≫
・柔軟なワークフロー機能を持つ、一元管理されたパブリッシュ環境により、指定されたパブリッシャーは、コンテンツの効率的な編成や、ユーザプロフィールおよびアクセス権に基づくユーザ制限の管理を行うことが可能。
≪直観的なポータルインタフェイス≫
学習者の関心事、同僚の間での人気コンテンツ、最新情報などに基づき、個別にカスタマイズされたコンテンツがブラウザベースのナビゲーション環境で提供。
ユーザは各種コンテンツをインタラクティブに利用することができ、関連情報を参照することが可能。
ユーザは、特定分野の情報を閲覧したり、付帯情報を自動的に入手したり、同僚やエキスパートから得ることができる。
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