7月20日から22日の3日間、東京ビッグサイトにて開催されたeラーニングワールド(eラーニングを紹介するイベントではアジア最大級のもの)に感じられた変化は、ASTD(American
Society of Training and Development:人材開発のグローバルトレンドや人材育成のベンチマークを得るための機会として、多くの参加者が集まる世界的カンファレンス)におけるeラーニングセッションへの変化と同様に、定着期であるが故のさらなる質の向上と専門性、そしてより現場や個人のパフォーマンスに主眼を置いたアプローチの必要性を示していたのではないでしょうか。
次回は、2005年ASTD国際カンファレンスの中のセッション"Clents are from Mars, Venders are from Venus" ( by Karl M. Kapp)を参考に、このような複雑な人材開発環境におけるラーニングマネジメントやeラーニングテクノロジーの導入や運営の際に起こっているeラーニングテクノロジー提供側(ベンダー)と企業の人材開発担当(クライアント)のコミュニケーションギャップについて、考えてみたいと思います。