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NET通信 《人材開発・教育戦略メールマガジン》 3月22日号 Vol.038
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寒さは日増しに薄れ、街で見かける装いにも春らしい色彩が目立つようにな
りました。皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げま
す。
今回は、芦屋広太の好評連載“人を動かす言葉”からお届けいたします。
また、「ASTD 2005 International Conference & Expo」参加ツアーのお知ら
せや、ITエンジニアのキャリア構築に関する話題をお知らせいたします。
─[ INDEX ]─────────────────────────────
[1] 【連載】芦屋広太の“人を動かす言葉”(13)
[2] ASTD 2005 International Conference & Expo 参加ツアー募集!
[3] 登録教材数が5,000本を突破!
仕事力向上のための検索サイト「しごと力向上教材ガイド」
[4] ITエンジニアのキャリア構築を考える 〜 知識から経験につなげる 〜
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[1] 【連載】芦屋広太の“人を動かす言葉”(13)
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「いいか、人を悪く言うのは止めたほうがいい。
人を攻撃したらどうなるか……必ずお前に戻ってくる。
そうなったら、もう取り返しがつかないこともあるんだよ」
●先輩から後輩に伝わっていく“処世の知恵”
私は若いときから、どちらかと言うと口が悪い人間だったようです。
自分ではあまり自覚がなかったのですが、人に言わせると他人を攻撃するよう
な言動が多いと言われていました。上司や先輩達と衝突したり、会議の場で感
情的対立を煽るなど、その行動は非常に子供っぽいと評価されていたようです。
一般に、若い人は「感情を制御できない」ことも多いと思います。でも、若
いときは 多少激しいほうがよいという意見が多いのも事実。若いときからあ
まりに落ち着いていても魅力はないということでしょう。感情は情熱を生み出
す源泉。若い人は情熱を持たないとよい仕事はできません。情熱を生み出すた
めには激しい感情が必要になってくるのです。
このことを理解している上司や先輩は、若い人に「元気さ」「激しさ」を求
める傾向があります。当然、上司の性格にもよるのですが、若いときは多少感
情が激しく、攻撃的でも許されるところがあります。
ところが、若手時代を過ぎ、プロジェクトマネージメントや部門長など、リー
ダーシップが求められるようになると「感情の制御ができない」ことは致命的
な欠陥となります。
若いときに指導されなかった人間は、リーダーになっても「感情の制御」が
できず、他人を攻撃する癖がついていることが多いのです。
当然、そのくらいの年齢になれば、直接攻撃することは控えると思います。
しかし、頭に血が昇るようなことを言われたり、意図しない仕打ちをされた場
合には感情を制御できず、他人を平気で攻撃します。そして、攻撃されたほう
も応酬して、お互いに建設的な話ができないようになります。非常に子供っぽ
いのですが、このようなことが、多くの会社の多くの組織で行われているので
す。
こんなリーダーにしないためには、リーダーになる前に「感情の制御」につ
いて徹底的に指導しなければなりません。しかし、どうしたらうまく指導でき
るのか? 講義で説明しても分かってもらえないでしょう。それほどこの手の
教育は難しいのです。
私の考える最も有効な方法は、「先輩から後輩へ失敗体験として伝承する」
こと。酒でも飲みながら、フランクに処世術として部下に聞かせる。そういう
方法が適しているのです。
私はよく上司に飲み屋に連れていってもらいました。彼がしたのは失敗談。
そして、いつも冒頭の話を繰り返しました。彼は「自分の失敗」を私に聞かせ
ることで、私に「感情の制御」の重要さを理解させたのです。
一方的に指導するのではなく、自分の失敗を話すことで相手を教育する。言
葉にはこんな使い方もあるのです。
********* 【筆者プロフィール】 **********
芦屋広太(Asiya Kouta)IT教育コンサルタント・システムアナリスト
優秀IT人材の思考・行動プロセスを心理学から説明した「ヒューマンスキル教
育」をモデル化。日経コンピュータや書籍への発表、学生・社会人向けの講座
・研修、企業向けコンサルティングに活用している。著書に「SEのためのヒュ
ーマンスキル入門」(日経BP社)、「Dr.芦屋のSE診断クリニック(翔泳社)」
など。
サイト:http://www.a-ron.net
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/officearon/
メール:clinic@a-ron.net
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[2] ASTD 2005 International Conference & Expo 参加ツアー募集!
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「教育プログラム改善・最適化研究会」は、教育研修の品質管理をはじめ、
人材育成部門(HRD)が必要な専門技術、業務プロセスに関する調査研究活動
を昨年より開始いたしました。
当研究会が実施した「教育研修の運営と改善の取組みに関する実態調査」は
国内の人材育成専門雑誌をはじめ、ASTD ROI Networkの会員機関紙にも取りあ
げられ、また、昨年12月にはホテルメトロポリタン(東京都豊島区)で
Conference 2004「HRDのデザインと評価」を開催いたしました。そこでは人事
・人材育成担当者、コンサルタントなどHRDに携わる方々150人あまりが集い、
HRDが経営の戦略パートナーになるために必要な機能や役割を議論いたしまし
た。今回、それら活動の一環として「ASTD 2005 International Conference &
Expo」の参加ツアーを企画いたしました。
当ツアーは研究会が持つネットワークを活用し、大会スピーカーを招いての
ディスカッションやASTD事務局からのプレスリリース内容のご提供など、ほか
のツアーにはないイベントを開催いたします。また、ツアー事務局には中原孝
子氏(インストラクショナルデザインの専門家)を招き、専門的な立場より、
大会参加にあたってのオリエンテーションやラップアップミーティング等も開
催いたします。
その上、近畿日本ツーリスト神田法人旅行支店のご協力を得、お1人当り50
万円を切る価格も実現することができました。
ASTD2005年次大会に私達と一緒に参加しませんか。みなさまのご参加を心よ
りお待ち申し上げております。
◆企画主催:教育プログラム改善・最適化研究会
◆視察団名:Japan ROI Study Group
◆渡航期間:2005年6月3日(金)〜 2005年6月11日(土) 9日間
◆開催会場: 米国フロリダ州オーランド
オレンジ郡コンベンションセンター
◆参加費用:¥493,500/人(税込)
上記参加費用には、ASTD大会参加費用、国際航空運賃、ホテル宿泊費、
ホテルでの交流会費用等が含まれています。
◆募集人員:30名
◆最少催行人員:15名
▼お問合わせは、近畿日本ツーリスト株式会社 神田法人旅行支店「ASTD研究
会ツアー」係まで
http://www.it-park.com/tour/usa/astd.html
担当:森本、小泉
E-mail:knt@it-park.com
TEL:03-3259-4612
(月曜〜金曜 9:15〜18:00)
FAX:03-3259-1222
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[3] 登録教材数が5,000本を突破!
仕事力向上のための検索サイト「しごと力向上教材ガイド」
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財団法人AVCC(高度映像情報センター)は、全国に分散している教材情
報(視聴覚教材、eラーニング教材、セミナーなどの講座情報、スキルチェッ
クなど)を「しごと力向上教材ガイド」に集積し続け、その登録教材総数が
5,000本を突破したと発表した。平成16年7月28日のサイトオープンから約8
ヶ月という非常に短期間での達成といえる。
財団法人AVCCでは、「しごと力向上教材ガイド」を「自分が求めるキャ
リアプランに近づくためのスキルや知識の所在情報を、いつでも、どこでも、
必要な人々に提供し、しごとのプロフェッショナルを育成するお手伝い」と位
置づけている。
●しごと力向上教材ガイドの特徴
・受講したい教育内容や教材のキーワードを入力して検索できる「キーワード
検索」が可能。
・階層別・職種別・業種別、IT関連・法令遵守・介護・マネジメント・語学と
いったテーマ別でのカテゴリ検索も可能。
・ブックマーク機能で、検索したページに「しおり(ブックマーク)」を付け
て保存することが可能(最大30個) 。
「しごと力向上教材ガイド」は、今後、「教材情報と、スキルマップやスキ
ルチェックとの連動を図り、必要な教材の検索が可能になる」「国立教育情報
ナショナルセンター(NICER)・メディア教育開発センター(NIME)の検索シ
ステム LOM(学習オブジェクトメタデータ)に対応し横断検索も可能になる」
としている。
また、財団法人AVCCでは、仕事力向上に関する教材の情報提供を呼びか
けている。
●情報提供の要綱
(1)視聴覚教材情報(ビデオ、CD-ROM、DVD等のパッケージメディア)
(2)eラーニング教材情報(一定期間をかけて学ぶもの、または定期的に開
催されているもの、WEB上で常時コンテンツが公開されているもの、スキルチェッ
ク教材情報)
(3)講座情報・遠隔講座情報(特定の施設や機関で一定期間かけて学ぶもの、
または定期的に開催されているものなど)
「しごと力向上ガイド」:http://www.kyouzai.info/
お問合せ先
財団法人高度映像情報センター(AVCC) 普及啓発部
〒102-0075 東京都千代田区三番町6-14 日本生命三番町ビル
電話03-3239-1121(代表) ファクス03-3239-5759 e-mail:edu@avcc.or.jp
※ 「しごと力向上教材ガイド」のeラーニング情報提供には、株式会社ネクス
トエデュケーションシンクも協力しております。
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[4] ITエンジニアのキャリア構築を考える 〜 知識から経験につなげる 〜
G.F.Infinity Inc. 星野 幸代
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目まぐるしく変化するIT業界では、経験だけでなく知識もITエンジニアにとっ
てはキャリア構築に不可欠な要素です。
実際にどのように経験を積んで知識を習得すれば、理想的なキャリアパスに
つながるのか、モチベーションの高いエンジニアにはとても気になるところで
す。また、企業にとっても、効率的で無駄の少ない組織作りと強いエンジニア
集団育成のために、どのようなキャリアパスを設定したらよいのか、大きな課
題となっています。
そんな中で、キーウェアソリューションズ株式会社は、ひとつの答えを出し
てくれる企業です。社員数約1,100名に対して、IT関連資格取得者数の合計が
約1,300にものぼるこのSI企業は、社員のスキルアップを資格取得で積極的に
支援するという形でキャリアパスの実現につなげています。
「知識がなければチャンスもない」
経験を積むことは何よりも大切ですが、"知識がなければ経験を積むチャン
スにすらめぐり合えない"━━だからこの知識を得る手段の1つとして資格取得
を考えています。
「資格で知識を得れば、現場を経験することができる」
日常業務に忙殺されているITエンジニアが多い中にあって、この会社では新
たな経験の機会を与えてくれる━━エンジニアには魅力的な環境かもしれませ
ん。具体的には、"組織管理能力"と"専門スキル"の2種類の研修体系が整備さ
れており、"組織管理能力"には問題解決力からMBAまで、"専門スキル"は、経
済産業省のITSS(ITスキルスタンダード<ITスキル標準>)に準拠して各種希望
職種のスキルレベルに到達する仕組みになっています。そしてこの2つは、人
材評価の尺度として人事・年収にも結びつく仕組みになっています。
他人事ではなく、自らのキャリアアップは自らで考える時代になってきまし
た。また企業にとっても、国内のSI企業がオフショア開発の拡大競争に負けな
い“デキる企業”として勝ち残りをかけて、優秀な人材確保のための人材育成
から目を逸らすわけにはいきません。しかし、いくら急いでもすぐに答えが出
にくいのが人材育成です。社員にとってできるだけわかりやすいキャリアパス
で、個々のモチベーションをうまく利用することが近道だと思われます。
さてあなたの会社の社員達は、キャリアアップを夢見て毎日気持ちよく働い
ていますか?
(※ 本記事は、G.F.Infinity Inc.(ジー・エフ・インフィニティ)のご協力
により転載しております)
(※ G.F.Infinity Inc.では、「NET*Project - ∞」(ネット プロジェク
トインフィニティ)の開発・コンテンツ制作を行っています)
━★超格安法人向けカフェテリア方式eラーニング「NET*Project - ∞」★━
OracleMaster、MCP、SunJAVA、CCNA、LPIなど、人気のIT18資格取得コースを
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(株)ネクストエデュケーションシンク ソリューション営業部
TEL:03-5842-5148 MAIL:info@nextet.net
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