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NET通信 《人材開発・教育戦略メールマガジン》 12月7日号 号外
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いよいよ師走となり、今年も足早に終わりを迎えようとしています。
社員教育にかかる費用を課税対象からはずす、政府の動きがあるようです。
社内研修費や教材費を法人税から控除する案が、自民党税制調査会から新たに
打ち出されました。産業競争力の強化と雇用の安定を狙いとする減税措置です。
日本の産業レベルや人材レベルで海外に対抗できる水準を維持するために、
教育の妥協はなるべく避けるべきものではないでしょうか。
─[ INDEX ]─────────────────────────────
[1]「ITスキル標準」の今を知る本年最後のイベント、開催迫る!!
〜「ITSS Users' Conference 2005」のご案内〜
[2]【連載】芦屋広太の”人を動かす言葉”(6)
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[1]「ITスキル標準」の今を知る本年最後のイベント、開催迫る!!
〜「ITSS Users' Conference 2005」のご案内〜
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経済産業省策定の「ITスキル標準(ITSS)」の活用と普及を目指す同協会の
設立一周年記念イベントが開催されます。
ITSSについて興味をお持ちの方ならどなたでも参加可能。
導入を検討している企業の担当者様、「ITSSって何?」と疑問をお持ちの皆様、
このカンファレンスがITSSへの理解を深めるチャンスです!
日時:平成16年12月15日(水)午前10時〜 (9時30分受付開始)
会場:都市センター会館(東京・平河町)
費用:参加無料、定員制
詳細、事前登録はこちら→
http://www.nextet.net/products/track/041207_1931.html
★基調講演
英国SFIA FoundationのOperations Manager、Ron McLaren氏が来日
英国でのビジネス環境、普及プロセスなどの最新情報について講演します。
★セミナートラック
・「ITスキル標準の今後の方向性とユーザー協会の役割について」
−ITSSユーザー協会専務理事 高橋秀典氏
・「ITエンジニアに求められるヒューマンスキル」
−株式会社オイコス 岩井勝彦氏
・「競争力を高める新HRマネージメント」
−株式会社パソナテック 加藤直樹氏
・「今だからこそ、ITSSとは何かを考えるべき」(仮称)
−日経BP社 田口潤氏
★ワーキンググループセッション
ITSSの有効活用を求めて企業横断的な活動成果について報告を行います。
・スキル定義ワーキンググループ
−ITスキル標準の定義補完と診断ツールの仕様.スキル項目共通化
・実証・研究ワーキンググループ
−ITスキル標準に対するスキル詳細化定義の策定とSSIによる実証・研究
・アセスメント手法ワーキンググループ
−アセスメント手法の研究開発とその実証
・キャリア・デザイン・ワーキンググループ
−個人のキャリアデザイン手法の開発とその実証
・教育研修ワーキンググループ
−研修の活用と事例の調査研究
※「ワーキンググループセッション」についてはおかげさまで満席となりました。
当日空席がある場合は参加可能ですので、当日会場でスタッフにお尋ね下さい。
★ITSS関連ブース
会員企業10社による、ITSSが実現するビジネスの新しい可能性のご紹介。
★協会設立一周年記念パーティ
「ITSSユーザー協会一周年記念パーティー」を開催します 。
各企業のご担当者との交流を通じ、新たなビジネスチャンスとして
ご利用ください。
詳細、事前登録はこちら→
http://www.nextet.net/products/track/041207_1931.html
◆◆◆ お知らせ ◆◆◆
ネクストエデュケーションシンクは、わずか10分でITSS達成度レベルを診断
できる新製品「ITSSレベルパネラー:達成度指標(TM)」を展示ブースで
初公開します!
既に100社、4万人の実績がある客観テスト型診断ツール
「ITSSレベルチェッカー(TM)」とともにデータを蓄積・管理し分析するシステム
「NET-SCMS」(NETスキルチェックマネジメントシステム)と合わせて
企業向けに「ITSSレベルチェッカーソリューション」としてご紹介します。
本ソリューションについてのお問い合わせ
株式会社ネクストエデュケーションシンク ソリューション営業部
03-5842-5148 info@nextet.net まで。
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上記3点のツールは、NECのパートナー特約店の経営基盤強化、
人材育成のサポートプログラムに正式採用されました。
http://www.computernews.com/DailyNews/2004/11/2004112605089085897A2020.htm
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┃無┃料┃セ┃ミ┃ナ┃ー 「ITスキル標準」の導入・活用と、個人情報保護法対策
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■ 日程 : 2005年1月19日(水) 東京/台東区 CSタワー12F
■ 主催 : リコーテクノシステムズ株式会社
■ 定員 : 50名
■ 講演 : @「ITスキル標準ガイドの内容と活用方法」
A「個人情報保護法対策10ヶ条」
B商品紹介:研修検索・申込みASPサービス(MaBOT)の紹介
お申込は ->> http://www.nextet.net/products/track/041207_1705.html
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[2]【連載】芦屋広太の“人を動かす言葉”(6)
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「もっとドキュメントを大事にしたほうがいい。
君の作成したドキュメントは、君のスキルを映すんだ。
ドキュメントがいい加減だと仕事ができないと見なされてしまう。
だから、ドキュメントは一生懸命作らなくてはいけないんだ。」
●ドキュメントは人材の“頭のよさ”を映す
冒頭の言葉は、私が人材指導を行う際に好んで使うものです。多くの人間、
特に経験の乏しい人は、ドキュメントを大事にするという意識に欠けているこ
とが多いようです。ドキュメントは単なる紙に書かれた文字の羅列ではありま
せん。ドキュメントは、それを書いた人の頭のよさやスキルを映す大事なもの
なのです。
私はいままで多くのドキュメントを作成し、また、人の作成したドキュメン
トを見てきました。この中で強く感じたことは「ドキュメントには目的がある」
ということ。そして「目的を達成するためにどのようにドキュメントを工夫す
るかが仕事を成功させるポイントである」ということです。
私はかつて「同業他社数社が参加したシステム共同化」で、幹事会社のプロ
ジェクトスタッフを担当しました。このプロジェクトで私は、「どの機能をカ
スタマイズして、どの機能を現状通り残すのか」と、「各社のコスト負担をど
うするのか」をわかりやすく表現したドキュメントを作成し、最初の共同化委
員会で各社に提示し了承を得ました。これが成功し、以降、機能やコスト負担
で大きく揉めることはありませんでした。
実は、このドキュメントは、最初から作成しようと思っていたわけではあり
ませんでした。システム共同化のリスク分析を行った際、他社の事例で最初の
機能追加の説明やコスト負担が不明確であったために、後で各社の不満が発生
し、うまくいかなかったケースがありました。そこで、私達プロジェクトチー
ムは、このドキュメントを作成したわけです。しかし、最初にできたものは、
もっといい加減で不十分なものでした。チームで検討した結果、このドキュメン
トは共同化の最初の時点で提示し、かつ各社から不満がでないような論理的な
整理でないと意味がないという話になりました。つまり、このドキュメントは
(1)「共同化初期段階に提示される」、(2)「論理的な機能・コスト整理が表現
された」、(3)「他社に“感心”されるような見栄えも美しいもの」という目的
・特性が必要だったのです。これらを満たせばこのドキュメントは成功に貢献
し、満たさなければ意味をもたないという話になりました。私は、このドキュ
メントがプロジェクトの成功の鍵を握るを考え、一生懸命作りました。
このドキュメントを提示した後、各社は我々を「しっかりした会社のしっか
りした人材」という目で見るようになりました。ドキュメントがプロジェクト
の成功を左右する。そして、ドキュメントは人材のスキルを映す。私がこのよ
うに考えるのは、こういった経験があるからです。
********* 【筆者プロフィール】 **********
芦屋広太(Asiya Kouta)IT教育コンサルタント・システムアナリスト
優秀IT人材の思考・行動プロセスを心理学から説明した「ヒューマンスキル教
育」をモデル化。日経コンピュータや書籍への発表、学生・社会人向けの講座
・研修、企業向けコンサルティングに活用している。著書に「SEのためのヒュ
ーマンスキル入門」(日経BP社)、「Dr.芦屋のSE診断クリニック(翔泳社)」など。
サイト:http://www.a-ron.net連絡先:clinic@a-ron.net
◎日経コンピュータでお馴染み・芦屋広太氏の著作
"SEのためのヒューマンスキル入門・"Dr芦屋のSE診断クリニック"
芦屋氏は多くの優秀人材の思考プロセス、行動パターンを分析。独自のコンピ
テンシーモデルを構築してきました。これを日経コンピュータに発表し単行本した
のが"SEのためのヒューマンスキル入門"。感情を巧みに刺激する言葉など、リ
ーダーシップを発揮したい方に参考になる内容です。
また、若手SEが陥る典型的プロブレムを芦屋氏が医者になって治療する
”Dr芦屋のSE診断クリニック”も面白さの中に役に立つ内容が満載。
心理学、脳科学を応用した芦屋氏の人材指導メソッドを体験ください。
"SEのためのヒューマンスキル入門" 芦屋広太著 日経コンピュータ編
→ http://www.nextet.net/products/track/041207_1931.html
"Dr芦屋のSE診断クリニック" 芦屋広太著 翔泳社発行
→ http://www.nextet.net/products/track/041207_1949.html
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