企業インタビュー

DXに必要な資質と実行力を可視化し、人財選抜 「Vitality DX塾」でオンラインでも継続的に育成

住友生命保険相互会社

住友生命保険相互会社
理事 デジタルオフィサー
岸 和良様

(※所属部署、肩書、インタビューの内容等は、取材当時のものです)

住友生命では、DX型の健康増進型保険「Vitality」の開発を経て学習した 「DX人財に必要な要素」を体系化し、既存のITエンジニアの中から、資質面で向く人財候補を選定し、 その人たちにDX人財になるための集合研修、動画研修、オンライン研修、OJTを「Vitality DX塾」で実施 し、DXプロジェクトに順次投入しています。

この過程で必要になる「資質」による候補者選定において、 「DX検定™」の結果数値を活用していますDX型プロジェクトでは、 AI、IoT、プラットフォーム、UI、UX、マイクロサービスなどの専門用語を理解していることが必要です。 DX関係用語を多く理解しているほど、DXプロジェクトでスムーズに仕事ができる傾向があるからです。 また、このような用語を普段から勉強している人財ほど、点数が高くなるので、 「DX検定™」で高い点数をとる人財は勉強熱心で、自己能力向上意欲も高いことからDXプロジェクトに向くと考えています。 この考えに基づき、住友生命では、これまでITエンジニア100人以上にDX検定を行い、 獲得点数を参考にDXプロジェクトの投入を実施しています。

▼日本イノベーション融合学会が後援したセミナーに登壇された岸様のお話が以下動画でご覧いただけます。

<ご参考>
住友生命様のDX人財の取り組みは以下のように取材されています。
アセスメントで適性を見極め、ビジネスセンスを醸成 住友生命保険が取り組むDX人材育成(「日本の人事部」2021年5月31日掲載)
レガシーからDXのビジネスを創造する人財に大変身!住友生命がDX開発をやってわかった育成ノウハウ(「BIZ HINT」2020年10月15日掲載) 
住友生命が目をつけた意外なDX人材「発掘先」(「日本経済新聞 電子版」2019年10月28日掲載 )
保険の新境地に挑むためのDX人材の育て方(日経XTECH Special「D×D Sumimit Review」)

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