受検者インタビュー
これまで興味を持っていたエリア以外にも役立つ情報がないかと考え、 展示会や本なども使い「 興味の幅を広げる 」ことを意識しています。
宇宿 哲平さん
- 有限責任あずさ監査法人
- 2018年受検
DX検定:スコア903 [DXプロフェッショナル2018] 公認会計士、公認不正検査士 /有限責任あずさ監査法人Digital Innovation部テクニカルディレクター /データサイエンティスト。 幅広い業種の会計監査の経験とコンピュータサイエンスのスキルを活用 し、会計監査におけるデータ分析の設計、手法開発をリードされている。 DX検定の受検者(第1回~第5回まで)の中で、歴代1位のスコアを獲得さ れている。 - (※所属部署、肩書、インタビューの内容等は、取材当時のものです)
――これまでの経歴と、現在のお仕事の内容について教えてください。
2006年にあずさ監査法人に入所し、金融、製造、商社、情報通信、小売業などの監査や会計・リスクアドバイザリー等を経験しました。 現在はDigital Innovation部にて、データ分析、AI等のDigital技術を活用した監査技術開発をリードしています。 DXによって監査の品質や効率を向上できるよう、社内をサポートしている、と言ったらわかりやすいでしょうか。
――DX検定™の歴代最高スコアを獲得されましたが、DXについては普段から情報収集されているのでしょうか?
Digital Innovation部所属ということで、DXは業務にも関連していますので、自然とデジタル・トランスフォーメーションや、 AI等については情報収集しています。もともと、調べることが好き、ということもあるかもしれません。 世の中のニュースを見ていても「あ、これは業務にも使えるかもしれない」「これってどうなって いるんだろう」というようなきっかけがあれば、関連した情報を調べるのは苦になりません。
――具体的には、どのように学習されましたか?
DXに関連しそうな展示会に出かける、新聞、雑誌等に目を通す。Googleニュース等のインターネットでのニュースサイトを定期的に巡回する、などの情報収集をしています。 一般的な回答かもしれませんが、情報収集に際しては、意識していることがありあます。それは、Googleニュース等では、これまでの閲覧履歴から興味がありそうなエリアをお勧めしてくれますが、これまで興味を持っていたエリア以外にも役立つ情報がないかと考え、展示会や本なども使い「興味の幅を広げる」ということと、業務で活用するには何が必要かを想像し、そのために必要な「関連した情報まで展開して調べる」ことです。
▲日本イノベーション融合学会事務所において、有賀会長より表彰状を授与される宇宿様。 「DXプロフェッショナル」(第1回~第5回)に認定された17名の方は、2020年8月に、日本イノベーション融合学会から、 「ITBT検定優秀賞」として表彰されました。コロナ禍により、予定されていた表彰式は開催できませんでしたが、 代表して、表彰状を受け取っていただきました。
――受検された、率直な感想をお聞かせください
DXに関連したキーワードが、幅広いエリアで網羅されている検定というのが率直な印象です。結果、歴代最高スコアということで、自信につながりました。 レーダーチャートで得意・不得意も可視化されましたが、不得意な点は自覚していなかった部分でもあり、ここをさらに強化して、業務で活かそう、と考える良いきっかけになりました。