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【このレポートは、ドーセント株式会社 太田氏より寄稿いただいたものです】

先週ワシントンのコンベンションセンターで eLearningの世界的なイベントが開催されました。 以下は取材報告です。

《イベントのURL》
http://www.elearningexpos.com/


基調講演ではニューヨークのルディー・ジュリアーニ元市長をはじめ 力強い企業への挑戦に向けての講演が目白押しでした。単なるe-Learningから集合教育とのブレンディング、そしてそれら全てのマネージメントそして企業の目的に即した人材育成がポイントになっております。

1.Sun Micorsystems
まず、会場で一番盛況だったのが、Sun Micorsystemsでした。 AvaltusというLCMSのベンダーと技術提携し、自社製品はLMS&CDSに特化。当然J2EEベースで、AICC/SCORM1.1準拠、コンピテンシーモデルはスキルギャップ360度評価を実装。SAP&Peopleへの接続には独自APIを使用し、xmlベースのミドルウェア(SeeBeyond)はなし。マジックショーや観客にTシャツを投げ渡すなど、入り口そばAvaltusと並んだブースで騒がしくやってました。

2.Avaltus
SUNと提携しているLCMSメーカ。 大規模開発(マルチデパート、マルチロケーション)環境下でのコンテンツ制作。 Java-XMLベース。コンテンツの見た目がきれい。従業員30ちょっとくらい。(Sunのスタッフ談) 特定のコンテンツベンダ(Context media)と提携。

3.THINQ
LMS,CDS,LCMS 標準化準拠、コンピテンシーモデル、SAP/people連携など一通りの機能は揃っている。「他社との優位性はどこに?」「経験だ。」スタッフが若くて活気がある。ブースや宣伝に費用をかけていて意気込みが感じられた。

4.mGen
LMS, built-in LCMS
従業員数35−40
技術者集団
日本企業二社がオファーしている。
Japanese teamとミーティングがあると言って別のスタッフが去っていった。。。

5.ADL
generation21, ReadyGo, click2learnがプレゼン。
上記企業はADLのお墨付きといういことでしょうか?READYGOは人気のオーサリングツール。技術スタッフがいなかったのでちょっと消化不良気味。

6.Latitude360
コンピテンシーに重点を置いたLMS。
SAP R/3との連携可。
以下一通りのcompetency management機能を実装。
Skill gap
360 evaluation
succession planing
import 3rd party competency model
link specific test to specific competensices
従業員数1200(?)

7.Docent
昨年末日本法人が設立された第三世代e-Learningのリィーディングカンパニー。 Docentエンタープライズは北米の勝ち組企業に定評があり、アクセンチュア、プライスウォーター等のコンサルティングパートナーとして力強く支援、日本では5月10日にセミナーを開催。

8.Learn.com
LCMS

9.Arel
同期型クラスルーム。 クイズの統計がリアルタイムで表示される。

10.Centra
Centra6.0のプレゼン。

その他) c2l, generation21, blackbourd, pathlore, plateu


ADL forum

ADL(Advanced Distributed Learning) leads national education services and defines the specification (SCORM). Speaking of Japan, it seems that the presence of ALIC was emphasized in the conference.

REF.
  Current Future
Army click2learn ? Under Study
Navy ThinQ ThinQ
AirForce Plateau ? Under Study
Marines self-developed ThinQ

これまでSCORMはLMSベンダとAuthoring toolベンダのための規格であったが、 これからはコンテンツベンダのためのガイドラインが必要になる。

米国は日本の先を行っているのは当然と思っていたが、スピードの速さ、合理的な進め方に驚いた。日本企業もこれらから多くのことを学び、挑戦していく必要性があるだろう。またサンを初め参入企業が数多くマーケットの活気を肌で感じた。

 

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