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東芝ビジネスエキスパート株式会社 芝大門塾 様
まずは社内で実施し、精度の高さを実感したからこそ
お客様に提供するパフォーマンス分析にも活用中です。
東芝ビジネスエキスパート株式会社 芝大門塾(旧:株式会社東芝OAコンサルタント)は、企業やコンシューマに対してICTの導入や利用に関する教育、ドキュメント開発、インストラクションなどのサービスを提供する会社として1982年に設立。ICTの進化にあわせて、Webサイトやe-learning、映像コンテンツなどの企画・開発・運用などを含めた、「人財育成」と「ビジネス強化」をサポートするコンサルテーション&ソリューションサービスを展開している。
今回は、同社初の女性取締役で、ソリューション統括責任者の村山潤子様に、企業の人材育成における適性診断ツール「NET*ASK」の活用について話を伺った。
村山様は、PCのインストラクターとして入社。その後、人財派遣事業において人事管理を担当され、現在は、同社の全ソリューションを統括する責任者として活躍されている。長年にわたり企業の人財育成や事業に携わってきた経験から「人財育成は、私のライフワークであり、それを通じて社会に貢献することが当社の思いでもあります」と、人財育成事業にかける思いの強さを話す。
※株式会社東芝OAコンサルタント様は、合併により、東芝ビジネスエキスパート株式会社としてスタートされました。
以下は東芝OAコンサルタント様における事例です。
ビジネスパフォーマンスを、数値化して客観化する
ー 貴社の人材育成戦略について、教えてください。
弊社は企業の「人材」を「人財」と表記、「人」を「財産」という思いで育成を考えています。
従来の人材育成の考え方は、年次研修や階層別研修など、不足するスキルを研修メニューで補う育成方法が中心でした。
弊社はICTスキルを中心とした教育を提供してきましたが、これだけでビジネスパフォーマンスが高まるのか?ということに疑問をもち、ヒューマンスキル研修などもあわせてご提供しています。
その中で、「人財育成」は業務で高い成果をあげるパフォーマンスを発揮させることが重要課題であると考え、期待するパフォーマンスと現状のギャップを補完する適切な研修内容・研修方法は何か、学習の結果を検証し、成果と課題を見つけて育成のPDCAを実施する、人財育成コンサルティングを提供しています。
コンサルティングでは、現状のギャップをお客様と共有する必要があります。評価した人によってバラつきが発生する方法ではなく、人財のパフォーマンスを数値化するために分析ツールを導入しています。資質を数値化し、客観的にとらえるフレームワークを適用していることが、弊社の「人財育成」の特徴です。
「パフォーマンス分析」に、「NET*ASK」が効果を発揮!
ー 曖昧だった人財育成を、どのようにして客観化されたのですか?
弊社はお客様に提供しているパフォーマンス分析ツールのひとつとして、人の資質や行動特性を測る適性診断「NET*ASK」を活用しています。実は、自社の人事管理で「NET*ASK」を利用していたのが、きっかけです。
面談では好印象、積極的で良いと思っても、実はうまくいかないケースが多々ありました。感覚的なトラブルとしか判断できなかったのが、NET*ASKを導入してからは、人の隠れた資質や行動特性を把握できるようになったという実感がありました。
その経験を踏まえて、現在弊社で提唱している人材育成ソリューションのフレームワークの「パフォーマンス分析」にも、「NET*ASK」を採用しています。 NET*ASKの診断を用いて、人材のパフォーマンス力を レーダーチャートに表れる16×2の指標で”見える化” します。
そして、その指標で、理想の人物像と現状の、ギャップの原因を分析し、その差異を埋める処方を、研修やワークショップで行っています。
人の隠れた資質を見える化することで、持っている能力を成果につなげたり、リスクを知り予防策を早めにとっていくことができるのです。
優れた点も弱い点も、レーダーチャートで、ひと目で把握できる
ー さまざまな診断ツールがある中、「NET*ASK」を選ばれた理由は何ですか?
診断ツールは、弊社内でNET*ASKの適性診断を体験し、精度の高さを実感しております。数十社の製品の機能・性能比較も行った結果、わかりやすさ、使いやすさで有効だと感じております。
たとえば、自己認知・他者認知のワークショップで、社員同士が相互に結果を見せ合い、「ああ!確かにそうだよね!」と納得。広い角度から優れた点も弱い点も、レーダーチャートで、ひと目でわかります。
また、NET*ASKは7分ほどの実施で終了後すぐに結果が出る使いやすさも、大きなポイントです。
適性診断「NET*ASK」の結果画面サンプル(一部)。左より、「バランスP」、「バランスN」、「適職分析」。
診断後、上記を含めた6画面の結果が即座に提供され、個々人の適性・資質をひと目で把握することが可能になる。
客観診断だから、上司も部下も納得でき、共通認識ができる
ー NET*ASKを具体的にどのように活用されていますか?
弊社は、診断結果を分析してアドバイスできるNET診断スペシャリスト※1が10名超在籍しております。
NET*ASKはコンサルティングでの活用だけでなく、アセスメントの結果に基づいたフィードバックを適切に実施するための上長向け研修などにも、展開しております。
また、個人だけでなく、チームが成長するためのワークショップも行っています。NET*ASKの結果を持ち寄り、グループ内で確認し合い、話し合います。ここでも、NET*ASKが客観的診断だからこそ、誤解のない関係を相互に築き、課題を補完しあうことができ、組織力強化としての成果を出しています。
ISO29990で学習サービスの品質を担保
ー お客様へのコンサルティングではどのように活用されていますか?
弊社は教育研修事業者としてグローバルに認められた国際標準規格の認証である、ISO29990※2を取得しており、人財育成フレームワークのインターベンションフェーズで実施する学習サービスの品質担保に役立てております。
また、弊社は社員の8割超が女性という特徴があり、最近では女性活用のための研修なども増えています。
客観的診断NET*ASKを実施したうえで、改善方法を自分で考えステートメントを作成させるセルフコーチング研修や、適切な研修企画が、主催者にも受講者にも好評です。
そのほか、弊社の「人財育成」では、「NET*ASK」だけでなく「人間力診断」「ITSSレベルチェッカー」「コンサルティング・セールス・チェッカー」、新人社員に対する「社会人基礎力」など、さまざまなシーンで活用させていただいております。
人はそれぞれ、強みや弱みが違い、それによって強化すべきことが異なります。役職や担当によって求められることも変わります。
ビジネス分析からはじめるフレームワークで、パフォーマンスを高める人財育成の実現には、個人に対する明確な目標を提示し、それを達成するための適切な育成方法で組織全体のパフォーマンスを伸ばしていくことが大切です。
弊社の人材育成ソリューションのツールのひとつとして、これからもネクストエデュケーションシンク製品を活用してきたいと考えております。
- ※1 「NET診断スペシャリスト」とは
- 人材のコンピテンシー・適性把握のための総合診断・分析技術の認定講習制度(ネクストエデュケーションシンク実施)。経営者、人事部、人材開発部門の方、コンサルタントの方向けに、診断・分析の実践技術を身につけ、対象人材を総合的に理解した上で、採用や部署配属、人材開発、キャリアカウンセリング、研修等を自信をもって実施するため、また大学のキャリアセンター等で学生の就職・適職指導のために活用されています。
- ※2 「ISO 29990」とは
- ISO 29990とは、日本国内では2010年9月1日に発行された「非公式教育・訓練における学習サービス-サービス事業者向け基本的要求事項」で、語学学校・学習塾・予備校、企業研修事業者などの教育・訓練・人材育成の企画、開発、提供に関し、学習サービス事業者と顧客に対して、質の高い専門的な業務及びパフォーマンスのための汎用モデル及び共通の枠組みを提供することを目的としています。
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