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クラウド時代のスキル標準によるIT人材育成特別セミナー(第2回)

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 グローバル競争が激化する中、IT企業は、クラウド、モバイル、スマートデバイス、ビッグデータ、ソーシャルメディア等をはじめとする新たな時代の到来により、ユーザー企業、ベンダー企業ともに経営戦略の見直し、企業の構造改革を進めています。また、求めるIT人材像も、これまでの人材像とは異なり、顧客やユーザーとともに新しい事業や価値を創造・提案できる人材、他産業・分野との融合によるイノベーションを起こす人材等の『次世代高度IT人材』や、高度な技術を持つスーパー・エンジニア等となり、企業の人材育成のあり方も大きく変化しています。
 そこで、第2回となる今回は、『クラウド時代の技術力+人間力の育成』をメインテーマとし、経済産業省による『次世代高度IT人材像』の発表、NECの「スマートデバイス活用の時代に求められる人材像と育成の取り組み」、KDDIの「キャリアSEの芸域の拡張」、NTTコムウェアの「クラウドビジネスに向けての人財育成の取り組み」、ネットワンシステムズの「技術力強化への取り組み」、そして、「ITSSと併せて、コンピテンシー、人間力、変革・創造性等の可視化と効果的な育成」など、新しい時代に向けた先進のIT人材育成の取り組みをご紹介いたします。

 
 13:20〜13:50 
【基調講演】 IT業界に求められる『次世代高度IT人材像』とは
経済産業省 商務情報政策局
情報処理振興課 課長補佐 小池 明 氏
経済産業省 産業構造審議会情報経済分科会 人材育成ワーキンググループでは、次世代を担うIT人材像や今後のIT人材の育成について検討し、本年秋に報告書をとりまとめる予定です。本報告書は、2007年の報告書「高度IT人材の育成をめざして」の公表から5年が経過したため、その後の社会環境の変化等を踏まえて戦略を見直すと共に、今後の我が国の施策の方向性を示したものです。
本セッションでは、上記報告書を踏まえて、IT関連産業の枠を超えて他産業・分野との融合によってイノベーションを起こし、「顧客やユーザとともに新たな事業を創出する/新たな価値(サービス)を生み出すことを主体的に担える人材(群)」として定義された「次世代高度IT人材像」など、IT業界に求められる次世代の高度IT人材像についてとりまとめ結果を紹介します。
 13:50〜14:30 
【事例発表1】 スマートデバイス活用の時代に求められる人材とは
        〜これまでの人財育成の取り組み紹介とこれからの人財育成〜
NEC パーソナルソリューション販売推進本部
本部長 橋本 欧二 氏
iPadに象徴されるスマートデバイスは個人での利用が中心でしたが、2012年は企業における活用が本格的に普及してくると言われています。NECでは、ビジネスPCやアンドロイドデバイスを中心とするソリューションを組み合わせた、新たなビジネススタイルをご提案しています。この新しいビジネススタイルは、これらのスマートデバイスを活用できる新たな人材を求めています。
これまでのスキル標準を活用したNECの人材育成の取り組みを紹介し、スマートデバイスが作る新たなビジネスマーケットのあらましと、新しいビジネススタイルを提案・提供する人材像・人材育成についてお話しします。
有泉氏  14:30〜15:10 
【事例発表2】 「新・人財育成」のチャレンジ  〜キャリアSEの芸域をこう拡げる〜
KDDI
ソリューション事業本部 ソリューション推進本部
本部長 有泉 健 氏
法人・企業顧客のソリューションに対する投資対効果の要件は、業務効率化やコスト抑制のみならず顧客事業の収益増大や差別化までもが求められ、大きく変化しています。顧客の期待を超えるソリューションを提供することをポリシーとするKDDIでは、SEの芸域を顧客の業務レイヤやビジネスインテリジェンスにまでストレッチすることにチャレンジしています。ネットワークレイヤ・デバイスレイヤ中心の人財定義をゼロリセットで再定義し、スキルの棚卸しの仕組みを作って個人の実力の「今」を見える化し、次の成長目標を持たせPDCAを廻す「新・人財育成」を行なっています。世間ズレしたSEにならないよう社内での育成のみならず社外のパートナー様との要員交流も行いながら、顧客のシステム監査が出来るコンサルティング能力を持つ人財を育てることを目標とした育成の実践と進捗状況をご紹介します。
  休憩  
 15:20〜16:00 
【事例発表3】 クラウドビジネスに向けての人財育成の取組み
NTTコムウェア
総務人事部 HCMセンタ 担当課長 三尾 和幸 氏
クラウド時代の本格的な到来に向けて、SIerとしてNTTグループをはじめとする多くの企業様に向けて、ITソリューション事業を展開するNTTコムウェアとしては、全社をあげて取組むべき最大の課題の1つが、人財育成と考えています。 クラウドに直接関わるサービスを担当する社員はもちろんのこと、現在はクラウドというカテゴリに属さないシステムも含め、全てのシステム開発や営業に関わる社員が、クラウドを中心としたITトレンドに関心をもち、日常から議論できる最低限の知識の習得と、自ら学ぶ仕組みの構築に重点をおいて取組んでいます。
沖氏  16:00〜16:40 
【事例発表4】 ネットワンシステムズの技術力強化への取り組み
ネットワンシステムズ
サービス事業グループ サービスソリューション本部 ネットワークアカデミー 部長  沖 千里 氏
一昨年前、弊社では創業以来初となる全社レベルでのスキルアセスメントを実施しました。その結果、弊社が特に強みとするネットワーク技術分野について、技術者のスキルレベルが(経営層の)想像以上に不均一である実情が明るみとなりました。その実情を経営課題と捉え、9月より展開するスキル解決のための技術力強化プログラムについてご紹介します。またITSSのレベル4に位置付けられる業界最高峰のベンダ資格「シスコ認定CCIE」を取得するための弊社顧客の取り組みを取り上げ、育成候補者選定のためのスキルアセスメントにはじまる一連の強化プログラムについてもご紹介します。
斉藤  16:40〜17:20 
【事例発表5】 進化するスキル標準の活用とクラウド時代の人材育成
〜技術スキルと併せて、コンピテンシー、人間力、ビジネスセンスが重要な時代〜
ネクストエデュケーションシンク
代表取締役 斉藤 実

ネクストエデュケーションシンクは、経済産業省・IPAによるITSSの発表以来、スキル標準のセミナー・普及活動を行い、国内初のITSS準拠の客観テスト型診断「ITSSレベルチェッカー」を開発し、スキル標準を活用した効果的なIT人材育成、研修、組織分析、評価制度コンサル・先端の教育管理システム等を提供して参りました。しかし、グローバル競争時代のIT企業の人材育成ニーズは時代と共に進化しました。そこで、技術スキルとセットで、パフォーマンスの原動力であるコンピテンシー、人間力、創造性・ビジネスセンス等を科学的に可視化して、本質的な人材育成、企業最適人材の採用、適材適所、スキル標準をカスタマイズして自社にマッチした人材育成の仕組み構築、オフショア開発での海外人材採用等へとますます拡張深化しています。多様なニーズに応えて企業導入で成果を上げた、先進の客観診断を活用したハイパフォーマー人材採用・育成・組織分析・最適研修の実施・能力開発コンサル等での最新ソリューション事例をご紹介いたします。

※都合により、講演者・講演内容が変更される場合がございます。あらかじめご了承ください



   
パンフレット
開催日時

2012年10月5日(金) 13:20〜17:20(受付開始 13:00)

開催場所 都道府県会館 大会議室
東京都千代田区平河町2−6−3(>>地図
●地下鉄 有楽町線・半蔵門線 【永田町駅】  5番出口から地下鉄連絡通路を経て徒歩約1分
●地下鉄 南北線  【永田町駅】  9番B出口から地下鉄連絡通路を経て徒歩約1分
●地下鉄 丸の内線・銀座線 【赤坂見附駅】  D出口から徒歩約5分
対象

IT関連企業の経営者、人事・人材開発部門の責任者・ご担当者、情報システム部門の責任者・担当者
経営企画・事業戦略部門の責任者・ご担当者

定員 150名(参加費無料)
テーマ

・IT業界に求められる『次世代高度IT人材像』
・クラウド時代のスキル標準の活用
・クラウド人材の育成方法・最新トレンド
・人間力・コンピテンシー強化の取り組み 等

主 催 株式会社ネクストエデュケーションシンク
セミナー事務局
株式会社ネクストエデュケーションシンク  セミナー事務局
TEL:03-5842-5148 FAX:03-5842-5147
E-mail :info@nextet.net
お申込み先 本セミナーは終了しました。

※ なお、本セミナーのお申込みは、定員オーバーいたしました場合は抽選にてご招待させていただきます。
同業者の方、コンサルタントの方のご出席はご遠慮いただく場合がございます。
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