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13:20〜13:40
【基調講演】 IT業界の現状といま必要な人材育成とは
〜クラウド時代の企業が目指すべき新しい未来〜
NECソフト
ITトレーニングセンター センター長
スキル標準ユーザー協会 理事 福嶋 義弘 氏 |
2002年にITSSが公表されてから、もうすぐ10年が経とうとしています。グローバル競争、企業統合、ビジネスモデルの変化等、IT業界を取り巻く環境は10年間で大きく変化しました。本セッションでは、我が国のスキル標準による人材育成の視点から見えてきた、ベンダー・ユーザー企業を含めIT業界の現状と人材育成の課題を明らかにし、ご説明します。又、IT業界の新しい未来に向けて、企業が目指すべき人材育成の方向性についてお話いたします。 |
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13:40〜14:20
【事例発表1】 プロフェッショナル人材の育成
ソフトバンクモバイル
IT企画管理本部 本部長
清水 啓一朗 氏 |
ソフトバンク通信3社のIT部門は、プロフェッショナル化を目的とした活動の一環として、
2009年10月にITSSに準拠した独自のプロフェッショナル認定制度(SIPCP)を導入した。現在、制度確立後、2年間で部門メンバーの約1/6にあたる150名が認定を受けている。
SIPCP導入時の背景、また、2年間の推進上の課題やその解決方法について説明します。 |
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14:20〜15:00
【事例発表2】 パートナーリソース戦略・ソフトウェア調達におけるITSSの活用
NEC
ソフトウェア資材部 統括マネージャー 太田 隆 氏 |
IT関連ビジネスの成否は人材に因ります。優秀人材をいかに安く、タイムリーに確保できるかに各社凌ぎを削っています。
NECソフトでは2005年からITSSをソフトウェア取引で活用することを始めました。それは、契約の適正化、ニーズに合った要員確保、パートナーの品質向上などが目的でした。一方、パートナ各社も優秀な技術者を抱えながらも、スキルの可視化やリソース管理ができていない実態もありました。2010年、NECのITサービスビジネスユニットはITSSの単価制度導入に踏み切りました。ITSSの活用の流れは、順次拡大していくでしょう。
今回のセミナーでは、ITSS活用の考え方、実際のやりとり、その効果など、そしてパートナー企業にとってのメリットなどを説明することで、ITSSの活用を促進し、業界全体のレベルアップに貢献できればと思います。 |
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休憩 |
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15:10〜15:50
【事例発表3】 実践的総合力を高める人財育成関連の取り組み
コベルコシステム
理事 経営・人財企画部長 柳 篤郎 氏 |
ITサービスを提供する企業として、ITに関する基礎力と専門力は必要不可欠です。しかしながら、変化の激しい時代において、お客様の置かれている様々な状況変化に気づき、基礎力・専門力を効果的に組み合わせ、実践・適用していく人間力が一層求められています。
これらの基礎力・専門力・人間力を育成する上で、弊社が大切にしている育成方針は、「社員を信じ、社員のやる気に火をつける」、「能力を育み、社員一人ひとりの能力発揮の最大化を促進する企業風土を醸成する」ことです。
技術、人間力、情熱溢れる人財で埋め尽くし、お客様の発展に貢献し続けるために、弊社が実施しているITSSの活用方法やその他の様々な施策をご紹介します。 |
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15:50〜16:20
【事例発表4】 オフショア・海外事業の課題と海外技術者の評価・育成
特定非営利活動法人アジアITビジネス研究会
理事
EnMan Corporation 代表取締役 今泉 勝雄 氏 |
アジアITビジネス研究会は、中国、台湾、香港、韓国など、アジアでのITビジネスに関心を持ち、海外業務を担当しているビジネスパーソンで運営されているNPO法人です。アジア各国のITビジネスの最新事情や、今後の日本のアジアビジネスモデル、パートナー戦略のあり方について調査・研究活動を行っています。本セッションでは、これまでの調査研究、現場での実務経験から、中国をはじめとするアジア諸国のIT業界の最新動向、日系企業が今、現場で直面しているオフショア・海外ビジネスの課題を紹介いたします。
また、海外技術者の評価・育成におけるITSSの活用、文化の異なる人材の特性・資質の評価方法についてもご紹介いたします。 |
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16:20〜17:00
【事例発表5】 スキル標準の最適活用とクラウド時代の人材育成
〜技術スキルと併せて、ヒューマンスキル、コンピテンシー、人間力が重要な時代〜
ネクストエデュケーションシンク
代表取締役 斉藤 実 |
ネクストエデュケーションシンクでは、経済産業省・IPAによるITSSの発表以来、スキル標準のセミナーや普及活動を行い、国内で初めてITSS準拠の客観テスト型診断「ITSSレベルチェッカー」を開発し、UISS等も含めてスキル標準を活用した人材育成、教育研修、組織分析サービス等を提供して参りました。しかし現在の企業ニーズは、技術スキルと併せて、パフォーマンスの原動力であるヒューマンスキル、コンピテンシー、人間力の可視化による人材育成、企業統合時代の適材適所配属、グローバル人材の採用診断、スキル標準をカスタマイズして構築する人材育成システム、オフショア開発での海外人材の採用分析等へと進化しています。多様なニーズに応えて企業導入で成果を上げた、客観診断を活用した採用・育成・組織分析・研修・認定制度構築コンサル等の最新ソリューション事例をご紹介いたします。 |
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