【ニュースリリース】 06/03/24

ネクストエデュケーションシンク、 IT 教育コンサルタント 芦屋広太氏と共同で「NETメンターサービス (TM) 」を開発。第一弾として、書籍での内容理解度をインターネットでテストでき、効率的に反復学習できるサービスを開始

第一弾は PHP 研究所より出版した「仕事がうまくいくコミュニケーションの技術」。本とインターネットが連動し、本の理解度をチェックし、効率的にコミュニケーションスキルの習得ができるように工夫。スキル診断で全国ランキングも分かるようにし、学習のインセンティブにも工夫。集合教育が困難な、派遣人材教育、内定者教育など遠隔教育にメリットがある企業向け。

 
【本文】

e ラーニング・スキル診断&教育研修サービス会社の株式会社ネクストエデュケーションシンク(NET)(本社:東京都文京区、代表取締役社長:斉藤実)は、人材教育・セキュリティ教育・ヒューマンスキル教育を手掛け、企業内での社員教育にも詳しい教育コンサルタントの芦屋広太氏(オフィスエーロンプランニング) (オフィス:東京都文京区)と提携して双方の専門性・得意分野を活かした「NETメンターサービスシリーズ」の第1弾として、コミュニケーションスキル学習用の書籍(一般書籍)と本の内容をテストできる無料サービスを発表した。

書籍は 「仕事がうまくいくコミュニケーションの技術」( PHP 研究所)で 3 月 24 日に出版。定価は 1,200 円(税別)。「仕事がうまくいくコミュニケーションの技術」は、 芦屋広太氏、ネクストエデュケーションシンク 双方の専門性・得意分野を活かし、近年特に必要性が叫ばれている「コミュニケーション能力(※)」を効果的、効率的に身につけ、スパイラルアップさせる“仕掛け”を施した。

「仕事がうまくいくコミュニケーションの技術」は、芦屋広太氏が、経営・人事・教育研修担当者のためのメールマガジン「 NET 通信( TM )」で好評連載中の「人を動かす言葉」、および「 e ラーニングマガジン」で連載の「現場の事例で学ぶマネジメント連載 ヒューマン・マネジメントのテクニック」( http://www.nextet.net/e-learning/ )を元に全面的に加筆、新たに書き下ろしたもので、芦屋広太氏独自の“仕事のコミュニケーション技術”、そのノウハウをを実例を交えてふんだんに披露している。主に新入社員・若手社員からマネージャークラスの管理者がターゲット。

 また、“「仕事がうまくいくコミュニケーションの技術”の本を読んだ読者のスキルアップ定着のために、セルフチェックコンテンツをネクストエデュケーションシンクがインターネット上に新たに開発。芦屋広太氏の説く“コミュニケーションの技術”スキルのレベルを客観的に可視化、数値化して、効果的、効率的なスキル向上の仕掛けを無料で提供している。これによって、紙メディアの表現力の限界を超えて、いままで数値化が難しかったヒューマンスキル(特に“コミュニケーションの技術”)の獲得をより短期間で実現することができ、レーダーチャートによるスキルの客観的な可視化を実現するとともに、全国レベルで自分のヒューマンスキルのランキングまでもが確認できる。読者同士でスキルレベルの向上を競い合うことで、楽しみながらいままでになかった効果的、効率的なスキルのスパイラルアップを実現しようとするもの。この紙メディアとインターネットとのフュージョンによる新たな試みこそが、本書が初めて考案した“仕掛け”である。

•  (参考) 2004 年に日本経団連が会員企業を対象に行った「新卒者採用に関する調査」では、選考時に最も重視する要素として、「コミュニケーション能力」を第一位に挙げた企業が 75 パーセント。そして 2005 年もほぼ同様の結果であった。

 開発の背景には、人の働き方と教育の変化がある。近年、派遣社員など頻繁に職場を変えるケースでは、本来、年長者から伝えられるべき仕事上の知恵・ノウハウが若い世代に伝わりにくくなっていることがあげられる。コミュニケーションスキルなどは、一緒にいる先輩などが若い世代に助言することでスキルアップしていくが、現在の働き方では、困難なケースが増えており、新しい教育サービスが必要とされている。

 コミュニケーション能力などの、いわゆる対人能力系は、OJTや集合研修で身に着けていくのが普通だが、派遣社員などには、これに代わる教育サービスが必要と判断、同社では2年前から研究を続けてきた。今回、携帯に便利で、購入が簡単な一般書籍とインターネットを使ったテストの組み合わせで、遠隔地の人材でも、一斉に教育し、習得度を係数化できるサービスを開発、商品化した。

■今後の商品展開

対人系スキル教育に強い芦屋氏の専門性を生かした「芦屋広太ヒューマンスキルシリーズ」をラインナップする予定。具体的には、@説得スキル、A上手く断るスキル、B部下指導、C上司との関係、Dリーダーシップ、Eマネジメントなどの日常生活で必須になるスキルを書籍+インターネットテストツールの組み合わせで提供していく。第二弾も製作に入り、7月にはリリースさせる予定。大手ポータルサイトや教育サイトと提携して、人材派遣業界、転職業界、新入社員内定者教育業界向けに投入していく予定。

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【「 IT 教育コンサルタントが教える 仕事がうまくいくコミュニケーションの技術」目次構成】

第1章 コミュニケーションの重要性を知る

「君の仕事がうまくいかない理由がわかるか?」

第2章 コミュニケーションがうまくいかない四つの理由

「君の提案書は文字の羅列にしか見えないよ」

「君は若くて経験がとぼしいから、言葉の怖さを理解できていない。不用意な言葉が、解決困難な問題をもたらすことがある。大切なのは、準備すること。この意味がわかれば、君の能力は向上するはずだよ」

「議事録は会議の前に書く。この意味がわかるか? ただ人を集めて、意見をいわせるだけじゃだめなんだよ。自分の思う通りの結論に誘導する。この力を身につけなきゃいけないんだ」

第3章 エリア分けコミュニケーションで相手を動かす

「人がどんな理由で動くのか、よく考えるんだ」

@―人を動かすコミュニケーション

A―四つの分類からコミュニケーションを考える

B―「行動のインセンティブ」を与え続ける

    〜エリア@の人へのアプローチ〜

C―その人自身に「仕事上の目標」を理解させる

    〜エリアAの人へのアプローチ〜

D―命令権のない相手は喜ばせて動かす

    〜エリアBの人へのアプローチ〜

E―やる気がない、命令もできない相手とはつき合わない 112

    〜エリアCの人へのアプローチ〜

第4章 仕事がうまくいくコミュニケーション能力をみがく

「君はわかっていても、それを伝えられなければだめなんだ」

@―相手を説得するコミュニケーション

A―部下を育てるコミュニケーション

B―他人の協力を得るコミュニケーション

C―リーダーシップ獲得のコミュニケーション

D―提案を成功させるコミュニケーション

E―問題を解決するコミュニケーション

第5章 うまくいくコミュニケーション 実践編

「一緒にやっていこう。僕と君たちで成功させようよ」

@―機会を逃さず、正しい情報を集めた

A―メンバーに「ミッション」を強く認識させた

B―成功に対する動機づけを行った

C―個別に「行動のインセンティブ」を与えた

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【 セルフチェックコンテンツ: 芦屋広太の「 仕事がうまくいくコミュニケーションの技術 」】

■問題例

あなたは、部下の A 君から「取引先との契約について法的な問題が生じているので、相談したい」との話を受けました。しかし、あなたは、法律や契約についてあまり詳しくありません。この場合、どのように対応しますか。選択肢の中から、あなたの考えまたは行動に最も近いものを1つ選択してください。

■選択肢

1. 会社の法務部門の担当者に連絡し、「部下の A の相談にのってほしい」と依頼を行い、 A 君に引き続き検討を続けさせる。

2.A 君に話を聞き、事情や何が問題かを詳細に把握する。この上で、法務部門の担当者の所に行き、相談し、 A 君とともに検討する。

3.A 君に、「分かった」と伝える。その後、 A 君の上司の B 主任を呼び、 A 君が言っていたことを伝え、対応しておくように伝える。

4.A 君に何が問題かを詳しく聞き、専門書や雑誌などで自分で調べ、その知識を A 君に教えて対応させる。

5. 自分は法律に詳しくないため、 A 君と一緒に上司に相談し対応を協議する。

※ ぜひトライしてみてください。上記セルフチェックの選択肢には、問題が提示する状況に応じた重み付けがそれぞれ施されている。全 16 問/ 24 分以内という短時間で診断結果が画面に表示される。なお、出題されるセルフチェックの問題数はランダムでストック数も出題数の数倍が用意されている。セルフチェックはインターネットにつながる環境があれば、 24 時間いつでもどこでも何度でも無料でトライし、全国規模でのスキルランキングを確認することができる。
 
【参考資料1.ネクストエデュケーションシンクについて】

ネクストエデュケーションシンク( http://www.nextet.net)は、スキル診断システム・eラーニング専門の教育研修サービス会社として、広くIT系からビジネス系まで国内最大のコース取り扱い数(約3,000コース)を有し、顧客企業の目的に合わせた企業研修ポータルサイト「ネクストパックe」構築サービス、企業研修アウトソーシング・教育コンサルを行っています。

また、合計10万人以上を診断し全国平均と自社企業とのスキル比較ができる定評の実務スキル客観テスト診断「 NETスキルチェック(R)」シリーズおよび「ITSSレベルチェッカー(TM)」「ITSSレベルパネラー(TM)」の提供、スキルチェックマネジメント・組織力分析ツール「NET-SCMS(TM)」、企業ごとにカスタマイズ可能なASP型スキル診断開発、IT系主要25資格を学習し放題の模擬テスト型eラーニングカフェテリアサイト「NET*Project - ∞(TM)」、eラーニングの受託開発、客観的・多面的適性診断による企業人材採用支援、適材適所配置ソリューション、組織診断、組織人材力分析、教育効果測定、人材派遣業採用ライセンス実績No.1のPC操作スキル診断「Office Do(TM)」、わずか7分間で人財の本質を見抜く驚異の適職・適性診断「ASK Ver3.0」などで実績を上げています。

ほか、eラーニング・教育情報 Webマガジン「eラーニングマガジン」(月刊25万PV)、経営・人事・研修担当者会員制の人材開発・教育戦略メールマガジン「NET通信」(隔週刊6000部)を発行し、eラーニング・スキル診断新規事業開発のコンサルテーションから、教育ポータル事業、企業診断事業の設立運営までトータルでお手伝いすることができる国内有数の専門会社、エージェントとしても実績を持ちます。

名称: 株式会社ネクストエデュケーションシンク
代表取締役: 斉藤 実 (さいとう みのる)
設立:  平成11年10月
本社:  東京都文京区本郷4−8−13  5TSKビル401
Tel: 03-5842-5148
Fax: 03-5842-5147
参加団体: ITSSユーザー協会/日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)
/日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会( JPSA)/日本テスト学会/
AVCC/東京商工会議所/など。
資本金:  2,000万円

関連 URL:(ホームページ) http://www.nextet.net
・ Webマガジン「eラーニングマガジン」発行
 http://www.nextet.net/e-learning/
・ NETオンラインテストセンター
 
http://www.nextet.net/testcenter/index.html

【参考資料2. 芦屋広太氏について】
 

IT系の人材・教育コンサルタント。金融分野に詳しく、金融業界のIT分野各種基準の検討委員としても活動経験がある。経済産業省・情報処理技術者試験の指導を行い10冊以上のテキストを執筆。人材派遣会社でのセミナー、教育コンサルティングを行う。経済産業省認定・システムアナリスト、システム監査技術者。

OFFICE :   東京都文京区本郷4−8−13  5TSKビル401 NET内 
Tel: 03-5842-5148
Fax: 03-5842-5147
参加団体: 日本システムアナリスト協会
著書: SEのためのヒューマンスキル入門(日経BP社)、Dr芦屋のSE診断クリニック(翔泳社)など多数
関連 URL:(ホームページ) 
http://www.a-ron.net/oa/
http://d.hatena.ne.jp/officearon/

 
【本件に関するお問合せ先】

■本件に関するお問い合せ・広報
◇東京都文京区本郷 4-8-13 5TSK ビル 401
株式会社ネクストエデュケーションシンク
マーケティングビジネス部 担当 戸田 雅彦
TEL : 03-5842-5148
e-mail : info@nextet.net