【ニュースリリース】 05/09/01 |
ネクストエデュケーションシンク、 IT 教育コンサルタント芦屋広太氏監修による、“ 内定者・学生向け情報漏えい・法令違反リスク診断ツール”を開発。国内で初めて 入社直前・直後の企業教育前段階での個人情報保護、法令遵守違反リスク対策として企業・大学 向けに投入。「芦屋広太の個人情報保護/コンプライアンス診断 for NAITEI 」 〜情報漏えい・法令違反に関するリスク度を、情報・法令保護意識、行動特性などの基本項目と、文書・データ管理力、電子メール・インターネット利用力などの知識・スキル項目など必須 9 分野から立体的・総合的に診断。結果を分析し最適な教材、対策セミナー、採用コンサルティングを提供するとともに、学生の受け手である企業側の内定者診断と、送り手である大学就職課における学生への指導指標として標準利用を図る。〜 |
【本文】 |
eラーニング・スキル診断&教育研修サービス会社の株式会社ネクストエデュケーションシンク(NET)(本社:東京都文京区、代表取締役社長:斉藤実)は、人材教育・セキュリティ教育を手掛け、若手社員教育にも詳しいIT教育コンサルタントの芦屋広太氏(オフィスエーロンプランニング) (オフィス:東京都文京区)と提携して双方の専門性・得意分野を活かした「芦屋広太コンプライアンス診断シリーズ」の第2弾として、内定者・学生の情報漏えい・法令違反リスクを簡単な質問に答えることで立体的・総合的に診断できる ASP サービス「芦屋広太の個人情報保護 / コンプライアンス診断 for NAITEI 」を開発した。1人あたり 3,990 円(税込)で9月から発売を予定。企業・大学など法人での利用の際には、利用数によってボリュームディスカウント価格が適用される。 開発の背景には、企業による基本的なコンプライアンス教育を受けていない入社直前・直後の内定者、新入社員の情報漏えい、法令違反リスクの高まりがある。個人情報保護法施行や法令遵守などにともなう企業側に課された義務とリスク対策強化の求めのほか、大学全入時代に向けて学生のヒューマンスキルの底上げを求められる大学・大学院・専門学校など教育機関のニーズに応えた。 正社員、内定者の区分なく情報漏えい対策は必要だが、企業側は正社員には直接教育を行いやすいものの、入社前の内定者や、学生には教育が行き届いていないのが一般的。しかし、重要な仕事を任されない入社直後であっても、書類の置き忘れやeメールによる情報漏えい、あるいは意識の低さからくる法令違反は起こりうる。特に、入社直前・直後は企業によるしっかりとした教育を受けていない“空白の時間”であるため、リスクはなおさら高まっているといえる。 企業にとっても、たった1人の気のゆるみからの違反行為で社会的信用を一瞬で失いかねない時代ともいえる。そこで、国内 200 社以上の利用実績のある診断ツール「 NET スキルチェック R 」(※)シリーズの新コンテンツとして提供し、診断結果をもとに芦屋氏が診断書(証明書)を作成し、企業・大学側が内定者・学生教育の標準指標にできるようにした。 販売にあたっては、 株式会社ネクストエデュケーションシンク の各種スキル診断ツールの販売パートナー十数社経由ならびに、教育・人材コンサルタントなどを新規販売代理店として広く募集する。 また、今回の内定者向けと、先行発売の人材派遣会社向け( for HAKEN)と並行して、今後も新人社員、若手社員向けに最適化したコンテンツを追加投入し、年間 100 社採用、10万ライセンスの利用を目指していく。 「芦屋広太の個人情報保護 / コンプライアンス診断 for NAITEI 」の最大の特長は、@客観テスト型スキル診断により現在の意識、スキル・知識レベルの計測、Aリスク指標の診断によりこれまで分かり難かった人材の情報保護意識、行動特性、スキル、知識を可視化することが可能となる点。これらの方向から立体的・総合的に診断することで、内定者・学生一人ひとりに必要な教育が明らかにできる。また、診断結果を診断書(証明書)にすることにより、企業側は内定者のリスク度評価を、大学側は学生への指導がより客観的に行えるようになる。企業・大学、内定者の三者にとって効果的な標準システムといえる。 ※ 「 NET スキルチェック R 」について(特許申請中) 2002 年 5 月よりサービスを開始した、国内初の体系的・総合的な実務スキル診断ツール。各分野の一流の専門家による出題・監修で、ビジネス・ IT 系の各種業務別、業種別テストをシリーズ展開中。短時間( 30 〜 60 分程度)でスキルウエイトの総合的なバランス評価が客観的に可能。スキルチェックの結果・診断が受講直後に評価文とレーダーチャートで確認でき、弱いカテゴリを一目で把握。さらに、国内初かつ最大規模( 2,000 コース)の<スキル - eラーニング自動マッチングシステム>機能によって、各カテゴリで不足している知識を補うための推奨eラーニング講座・研修が表示される。シリーズ全体で 200 社、 85,000 ライセンス以上の利用実績のほか、転職サイトなどに無料提供中の簡易版スキルチェックも 80,000 ライセンス以上にのぼる。 ■芦屋広太の個人情報保護 / コンプライアンス診断 for NAITEI の特長 芦屋氏がこれまでの実務で培った経験と情報漏えい事故の原因となった事象を分析。リスクが存在する分野を@情報保護意識、A基本行動、B資料管理力、Cパソコン管理力、Dユーザ ID ・パスワード管理力、E電子メール利用力、Fウイルス対策、Gインターネット利用に分類し、Hコンプライアンスを加えた 9 分野に分け、質問に回答することでリスクを計数化し、自己申告に依存しない客観的なスキル・知識の判定を実現。診断結果はレポート化し、企業・大学が内定者・学生一人ひとりの課題分野の強化に利用できるようにしたり、企業側が内定者のリスク度を客観的に測定するために使用できるようにした。芦屋氏の対策セミナー、教材投入も予定している。 ■今後の商品展開 人材教育、セキュリティ教育に加え、金融分野の実務に強い芦屋氏の専門性を生かした「芦屋広太コンプライアンス診断シリーズ」をラインナップする予定。具体的には、@昨今社会問題化しているカード犯罪に対応した「キャッシュ・クレジットカード被害防止診断(仮称)」を銀行向けに投入することを予定している。カード犯罪対策法制化に向けて、銀行に顧客向け教育義務を監督庁が求めていることに着目した。また、Aインターネット通信販売増加でリスクが高くなっている「フィッシング被害防止診断(仮称)」、B「インターネットオークション詐欺被害防止診断(仮称)」を大手ポータルサイトやインターネット通信販売サイトと提携して顧客向け、ショップオーナー向けに投入していく予定。 |
【参考資料1.ネクストエデュケーションシンクについて】 |
ネクストエデュケーションシンク(http://www.nextet.net)は、eラーニング・eスキル診断専門の教育サービス会社として、広くIT系からビジネス系まで国内最大のコース取り扱い数(約2,000コース)を有し、顧客企業の目的に合わせた企業研修ポータルサイト「ネクストパックe」構築サービスを行っています。 |
【参考資料2. 芦屋広太氏について】 |
IT系の人材・教育コンサルタント。金融分野に詳しく、金融業界のIT分野各種基準の検討委員としても活動経験がある。経済産業省・情報処理技術者試験の指導を行い10冊以上のテキストを執筆。人材派遣会社でのセミナー、教育コンサルティングを行う。経済産業省認定・システムアナリスト、システム監査技術者。 OFFICE : 東京都文京区本郷4−8−13 5TSKビル401 NET内 |
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